東京・世田谷区は、区内すべての介護施設職員や保育士など2万人以上を対象にして、症状の有無に関わらず、一斉にPCR検査を行う方針を固めた。 世田谷区によると、PCR検査の対象となるのは、区内の介護施設の職員や幼稚園や保育園の職員、特別養護老人ホームの新規の入所者などで、あわせると2万人以上になるとみられている。 症状の有無に関わらず検査し、総額およそ4億円の費用は、公費で負担する。 世田谷区は、9月の区議会で関連事業費を盛り込んだ補正予算案が可決されれば、施設ごとに希望者を募集し、検査を開始する予定という。