■江田氏「党改革断行を」ぶちまけ/渡辺氏「議題にしない」突き放す みんなの党の江田憲司幹事長が23日の党役員会で、党のガバナンス(統治)のあり方に問題があるとして25日に開催する両院議員総会の議題にするよう提起した。江田氏の主張は、渡辺喜美代表の独断専行への批判をぶちまけたものだ。これに対し、渡辺氏は「議題にしない」と表明、両氏の党運営をめぐる対立が再燃した。 役員会では、江田氏が「党所属議員や地方議員に不満が鬱積している。党のガバナンスの確立をはじめ党改革を断行していくべきだ」と発言。「不満」の内容として、党公認候補者の選定過程や党政治資金の運用が不透明だとした。 野党再編が必要だとの認識は一致する両氏だが、具体論では意見の違いがある。日本維新の会との距離感がそれだ。 渡辺氏は23日の役員会で、「(維新共同代表の)橋下徹大阪市長が国会議員として責任ある立場から発言してもらわないと