米国で2008年2月27日(日本では4月15日)に発売されることが決定したWindows Server 2008。サーバー製品としては、2003年にリリースされたWindows Server 2003以来、5年ぶりのメジャーアップグレードだ。Windows Server 2003もR2やSP2をリリースし、バグフィックスや機能アップを図ってはいるが、やはりカーネルなど中核部分はこの5年間のハードウェア進化に合わなくなってきている部分もある。 新しく登場するWindows Server 2008をごく簡単に表現すると、昨年末にリリースされたクライアントOS「Windows Vista(以下、Vista)」で採用されたさまざまなテクノロジーを反映したサーバーOSだ。また、サーバーOSとしての基本コンセプトも、多機能化よりも管理機能や保護機能の強化にフォーカスしている。これらにより、サーバーOS