宮城・山元在住の楽天・小坂コーチ奮闘 グッズ贈り励ます 東北楽天のチームグッズを手渡して避難所の子どもたちを励ます小坂コーチ=23日午後、宮城県山元町の坂元中 宮城県山元町在住でプロ野球、東北楽天2軍育成コーチの小坂誠さん(37)が、自らも津波の被害を受け避難所暮らしをしながら、町の復興に一役買っている。23日は母校の山下中など二つの避難所の子どもたちに、球団から届けられたチームグッズを手渡し激励。「地元のために、自分ができることをやっていきたい」と話す。 大津波が襲った11日は日本製紙クリネックススタジアム宮城(仙台市宮城野区)で練習をしていた。翌日、山元町に駆け付けると町並みは一変していた。自宅は床上浸水、近所には1階部分が流失したり、倒壊した家も。道路は流木などが覆っていた。 一緒に暮らしていた家族は避難し無事だったが、小中学校で一緒に野球をしていた後輩が今も行方不明という。「昨