今から4年前の2006年ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会、日本は1分け2敗でグループリーグ敗退に終わり、イビチャ・オシム監督が就任して4年後の2010年を目指すことになった。オシムは「日本のサッカーを日本化したい」と述べ、この「日本化」は新しい日本代表のキーワードになる。 チームを編成する上で選手の特徴を把握してそれを生かすのは鉄則だが、監督によって何に着目し、生かそうとするのかは違いが出てくる。日本選手の特徴としては運動量、止める蹴るの技術、敏しょう性などがあるが、07年アジアカップでオシムが作ったのは、3人のプレーメーカー(遠藤保仁、中村俊輔、中村憲剛)を併用した創造性を生かそうとする攻撃的なチームだった。 その年の終わりに病に倒れたオシムに代わり、岡田武史監督が就任する。岡田監督は前監督時のメンバーを引き継ぐ形でスタートしたが、やがて「オレ流」に変化した。中村俊、長谷部誠の欧州
W杯南アフリカ大会で決勝トーナメント進出を果たした岡田ジャパン。ゲームキャプテンとしてチームを引っ張ったのは不動のボランチ、長谷部誠(26=ボルフスブルク)だった。これまではGK川口能活(34=磐田)、中沢佑二(32=横浜)らベテランが主将に指名されてきたが、26歳の中堅が世界の大舞台でキャプテンマークを巻くまでには何があったのか――。 × × × 長谷部がゲームキャプテンに任命されたのは5月30日のイングランド戦直前だった。岡田監督から伝えられた長谷部は驚いて声を失った。起用理由について岡田監督は「中堅どころでチームを引っ張っている。チームメートも信頼している」と話している。ただ中沢と違うタイプの長谷部には別の役割を期待していた。 長谷部は自分を「いじられキャラ」と言う。浦和社長時代から知る犬飼会長は「おとなしい子」と評す。主将のイメージはない。実際プロでも、高校(藤枝東)でも
日本代表の岡田武史監督(53)が、今後の去就を決めるため、早ければ7月中にも日本サッカー協会の犬飼基昭会長(68)、原博実技術委員長(51)と三者会談することが5日、分かった。岡田監督自身はサッカー界から当分身を引くことを示唆しているが、協会側はW杯を戦った唯一の日本人監督の経験を生かすため、アドバイザー契約などを打診する見込み。8月末で日本協会との契約が切れる岡田監督の“引き留め”に出る。 ◇ ◇ W杯16強指揮官の経験は無駄にはしない。日本協会が岡田監督をサッカー界につなぎ留めに出る。原技術委員長は8月末で日本協会との契約が切れる岡田監督の去就について「犬飼さんも合わせた3人で話すことになると思う」と三者会談を行うことを明かした。 岡田監督は再び日本代表監督の任に就かないことを明言しており「しばらくの間、サッカーから離れたい」と当分の間、サッカー界からも身を引く意向を固めている
【W杯南アフリカ大会・フランス】フランス協会のジャン・ピエール・エスカレット会長(75)が3日、FWニコラ・アネルカ(31=チェルシー)を今後フランス代表としてプレーさせないことを明かした。 アネルカはW杯の1次リーグの最中にドメネク監督に暴言を吐いたとして追放され、フランス代表の練習ボイコットにまで発展した。また、フランス協会の評議会メンバーを務める元同国代表DFのリリアン・テュラム氏(38)は2日、「選手も重い制裁を受けるべき。例えば主将のエブラは代表に戻ってこないようにするべき」と訴えた。 【関連記事】 ・ アネルカ仏代表追放…指揮官に「薄汚い売春婦の息子」 ・ アネルカ追放余波…フランス練習ボイコット ・ ジダン氏、ドメネク監督に「好感抱いたことない」 ・ 試合後は握手拒否…ドメネク監督、敵将とも険悪 ・ アンリが大統領と会談…内紛真相は闇の中
ウルグアイ代表ルイス・スアレス「このW杯で最大のセービングだった」 7月3日 12時04分配信(スポーツナビ)コメント:0件Twitterでつぶやく 2日に行われたワールドカップ(W杯)準々決勝、ウルグアイ対ガーナの延長後半ロスタイムにゴール線上のボールを手でかき出し、レッドカードを受けたウルグアイ代表のルイス・スアレスは、自身の“セービング”がチームの勝利につながったことに満足の意を表した。 「僕にとっては、このW杯で最大のセービングだったと言える。そのせいでチームメートから袋だたきに遭う可能性もあったが、このおかげでチームはPK戦で勝利を挙げることができたんだ。(ギャンのPKが)クロスバーに当たったのを見た時は、この上ない幸せを感じた。チームメートたちも駆け寄ってきて僕に抱きつき、『お前のおかげだ』と言ってくれた。僕たちは十分に苦しんだのだから、今は喜びに浸りたい。僕たちのことを下に
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