三省堂が11月21日に発売する「オタク用語辞典 大限界」が、X(旧Twitter)を中心に物議を醸している。情報を公開した10月23日には、紹介サイトにアクセスが集中。一時的に閲覧できない状態になった。 「大限界」は国語辞典の「大言海」と「限界オタク」に由来する。三省堂は「オタク自身が分析した臨場感のある語釈を読んで情熱を感じたい」「最近の若者が使用している言葉を知りたい」「ひと昔前のオタク用語とどう違うのか変化を知りたい」といった用途に有用という。 Xでも「オタクの世界をより深く楽しめそう」「大限界って名前が辞書オタク向けで良い」など好意的な意見が多い一方、用例で実在のキャラクターなどを使用した点が良くも悪くも注目を集めた。 例えば「きゃわわ」の用例は「ワノ国編のサン五郎がきゃわわなんだよね」。漫画「ONE PIECE」のキャラクター・サンジがワノ国で名乗っていた偽名という、好きな人には