当然こういう形で順位付けしてしまうとフジキセキのように早期引退に追い込まれた馬には不利になりますね。獲得賞金だけで話をするならばフジキセキは初年度産駒の13位になってしまいます。 3年目になる1994年産から4頭しか出ていないという以外は毎年10頭を超える産駒が1億円以上の賞金を稼いでいるのですからとんでもない種牡馬ですよ。 さて、社台はサンデーサイレンスの恩恵を受けているというのは間違いないが、個々の競走馬のレベルで見ればサンデーサイレンスの恩恵を受けたのは社台だけではないというのは自明です。初期には非社台の大物としてマーベラスサンデーやサイレンススズカ、スペシャルウィークなんかが出るわけですが、後半になると社台の一人勝ちという状態になってしまったことについて、社台は何をしてきたのか、あるいは社台に負けた生産者は何をして、何をしてこなかったのかという部分をしっかり見なければならないのでし