我々にとって又悲しい出来事がありました。 私より若い同僚が勇退宣告を受けたのです。 昨年頃から相談を受けていたのですが、 ハッキリ言ってその時点で、事既に遅しの感がありました。 事の始めは在厩馬のオーナーが口を揃えた様に 預託料の延滞・未払いがあったのです。 国際的不況の中、今後もこの様な事態が沢山出て来るでしょうが、 調教師の救済方法はないものなのか。 競馬会も馬主登録をしたら、登録制だからと放置しっぱなしの状態。 これでは「今の競馬会に調教師として居る魅力を感じなくなった」と 定年を前倒しで勇退された関西の有名な師の様に、 又今年も前倒しで勇退する調教師も出てくるでしょう。 「競馬がつまらなくなった」と感じているファンの方もいるでしょうが、 現場はファンの方以上にそれを強く感じています。 そういう時代と言えばそれまでですが、 競馬会も新たな政策を考えたり、