CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
Adobeが推奨するFlexのコーディング規約「Flex SDK coding conventions and best practices」がWebで公開されている。 このコーディング規約は「まだ完全ではない」とされているものの、FlexフレームワークをActionScript 3でコーディングする際の標準となりうるものとしており、今後、Flex SDKプロジェクトはこのコーディング規約に則ってコミットされていくという。
はじめに SQLを使って数独(ナンプレ)を解く方法を紹介します。 データベースを操作するための言語であるSQLを別の用途に使おうとする理由は、SQLが宣言的な記述が可能な言語の中で最も普及していると思われるからです(宣言的言語と言えばPrologを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、残念なことにPrologは、SQLほどには普及していません)。 まず、宣言的な記述について説明しましょう。タクシーに乗ることを想像してください。「渋谷に行ってください」というように、欲しい結果を書くのが宣言的な記述です。具体的な道筋は運転手が考えてくれます。それに対して「まずA通りを北に行って、B交差点を左折して・・・」というように、具体的な道筋を示すのは手続き的記述です。プログラミング言語の場合も同様です。SQLやPrologにおいては、欲しい結果をプログラマが書けば、具体的な実現方法はコンピュータが考えて
はじめに 「分析関数の衝撃(前編)」に引き続き、CodeZineのミック氏の記事で記載されたSQLを、分析関数を使って記述していきます。対象読者SQLの可読性を向上させたい方SQLのパフォーマンスを向上させたい方 この記事では、「自己結合の使い方」と、「相関サブクエリで行と行を比較する」に記載されているSQLを分析関数を使って記述していきますので、先に読まれた方が理解がしやすいと思います。必要な環境 本稿で扱うSQLは、Oracle 10.2.0.1.0で動作確認しました。ソースコードはDB2 V9.1でも動作確認しました。その他、Oracle9i以降DB2SQL Server 2005 でも応用できます。1. 部分的に不一致なキーの検索 まずは部分的に不一致なキーを検索するSQLについてです。「自己結合の使い方」では、以下の自己非等値結合を使うSQLが提示されています。 SELECT
はじめに Oracle9iから(厳密には、8.1.6 Enterprise Edition)から使用可能な分析関数について解説します。分析関数はSQL ServerやDB2でも使用できますし、標準SQLなので、いずれは他のDBでも使えるようになるはずです。 本稿では分析関数の便利さを実感しやすくするために、CodeZineのミック氏の記事で記載されたSQLを、分析関数を使って記述していきます。対象読者SQLで分析関数を使ったことがない方SQLの可読性を向上させたい方SQLのパフォーマンスを向上させたい方 分析関数について SQLで分析関数を使ったことがない方は、@IT 『SQLクリニック(8) 極めよう! 分析関数によるSQL高速化計画』@IT 『SQLクリニック(9) SQL分析関数をさらに深く追求してみよう』@IT 『SQLクリニック(10) まだまだあるぞ! 分析関数の究極テクニック
はじめに JavaによるGUIアプリケーション開発を一気に加速するといわれるJavaFX。前評判は上々のようですが、果たしてそんなに簡単にGUIが作れるものなのでしょうか。既に利用可能なOpenJFXを使って、JavaFXがどれほどのものか、確かめてみましょう。対象読者Javaを使ったプログラム作成を行っている中級レベルのプログラマ。GUIを使ったアプリケーション開発を行っている人。次期Java 7に大いなる興味を持っている人。 JavaFXとは何か? 今年のJavaOneでは、次期Java 7に向けての新技術がいろいろとお目見えになりました。中でも注目度が高かったのが「JavaFX」ではないでしょうか。JavaFXは、「Javaプラットフォーム上で動作するRIA(Rich Internet Application)技術」といわれています。RIAと言うとFlashやAJAXのようなものが思
はじめに 前回は、XMLDBアプリケーション開発の設計編として、サンプルアプリケーションの仕様とアプリケーション全体の設計方針、Cyber Luxeonでアプリケーションを開発する際に前提知識となるCyber Luxeonの接続形態、トランザクションなどについて説明しました。 実装編の前段階となる本稿では、サンプルアプリケーションで主に使用するJava APIのチュートリアル編として、JAXB API(クラス・アノテーション)とCyber Luxeon Java APIについて説明します。次回、実装編では、本稿で説明したAPIを実際に用いて、XMLDBのCRUD(生成・抽出・更新・削除)処理を中心としたサンプルアプリケーションを実装していきます。対象読者 XMLに触れたことがある方、RDBなどデータベースを操作したことがある方、Javaでプログラミングしたことがある方を対象とします。必要な
去る8月30日(土曜日)、ライトウェイトプログラミング言語(Lightweight programming Language)の総合カンファレンス「LL Future」が、なかのZERO(中野区もみじ山文化センター)大ホールで開催された。当日は前線の影響で時おり豪雨に見舞われる中、さまざまな言語のユーザーや開発者など千人近くが集まった。
はじめに SQLが集合論に立脚する言語であるということは、この連載で一貫して強調してきたテーマの一つです。その特性のゆえに、SQLは「集合指向言語」と呼ばれていますし、実際、集合的な観点から見たときに初めて、その強力さが理解できると私は考えています。しかし現実には、SQLのこの側面は長らく無視されてきました。 その背景には、SQLにも責任の一端があります。というのも、SQLはちょっと前まで、高校で習う程度の基本的な集合演算子すら持っていなかったからです。和(UNION)こそSQL-86からの古参ですが、交差(INTERSECT)と差(EXCEPT)が標準に入ったのはSQL-92ですし、除算(DIVIDE BY)が未だに標準化されていないことは、前にも述べました。だから、SQLが言語として不完全だという批判は、理由のないものではなかったのです。 しかし、現在では標準SQLに基本的な集合演算子
はじめに 「Javaアプレットなんて、もう誰も使っていない。いまさら何を…」と思ってはいませんか。 近年、Ajaxの発見によるJavaScriptの再評価は目覚ましいものがあります。コンピュータ言語学に詳しい技術者たちの間では、JavaScriptが高度なオブジェクト指向を備えている事実が知られていましたが、その能力を十分に活用した実装はほとんど見られませんでした。ところが、Ajaxが一般に周知されて以来、高度なJavaScriptライブラリも次々と登場し、多くの技術者がJavaScriptに再び注目しています。 余談になりますがLispのような古い関数型言語もまた、ここ数年で実用的な言語として再評価されるなど、このほかにも過去の技術が再浮上する例はいくつもあります。 本稿を書くきっかけとなったのは、こうしたAjaxブームの中で再浮上したJavaScriptを目の当たりにして、かつてインタ
TagSEAは、ファイルやソースコードにタグ付けし、一元管理できるプラグインだ。Ver.0.6.0が4月24日より公開されている。Eclipseのアップデート機能に以下のURLを追加し、ダウンロードすることで、無償でインストールできる。 http://tagsea.sourceforge.net/update 上図のように関連ビューである「Waypoints View」と「Tags View」を並べて表示すると使いやすい。また、Tags Viewの設定メニュー(右上にある下向きの三角形を押すことで表示される)にある「Link to Waypoint Filters」にチェックを入れておくと、タグ選択と同時に関連ファイルが表示されるようになる。 タグの追加は、パッケージエクスプローラー上、またはソースコード上で右クリックし、「Tags」-「Add Waypoint」を選択することで行え
TIBCOは、オープンソースのWebサイトテストツール「TIBCO General Interface Test Automation Kit 0.7」(GITAK)を公開した。TIBCO Developer Networkより無償でダウンロードできる。 「TIBCO General Interface Test Automation Kit」は、Webサイトの入力チェック、ボタンの動作内容、JavaScriptの動作などを自動で一気にテストできるツール。すべてのテストがブラウザで完結するのが特徴だ。ダウンロードファイルにはサンプルが含まれているので、試しに動作させてみることができる。 1.GITAKの入手 TIBCO Developer Networkよりファイルをダウンロードし、解凍する。 2.TestRunner.htmlの起動 解凍してできたフォルダから「/gitak/c
はじめに 関係モデルのデータ構造には、「順序」という概念がありません。必然的に、その実装であるリレーショナル・データベースのテーブルやビューにも、(たてまえ上)行列の順序がありません。同様にSQLも、順序集合を扱うことを直接的な目的とはしていません。 そのため、SQLでの順序集合の扱い方は、最初から順序を扱うことを目的とした手続き型言語とファイルシステムのアプローチとはかなり異質なものになります。しかし、異質ではあるものの、そこに確固たる原理が存在することも確かです。一言で言えば、集合と述語――特に「量化子」(quantifier)と呼ばれる特別な述語の使い方が鍵になります。 本稿では、SQLを使って、数列や日付などの順序を持つデータを扱う方法を解説します。単にTipsを列挙するだけでなく、できれば、解法に共通する基本的な原理を取り出し、未知の問題に取り組むときにも適用できる一般的な指針と
はじめに SQLでは、同じ行内の列同士を比較することは簡単にできます。普通にWHERE句に「col_1 = col_2」のように書けばよいだけですから。一方、異なる行の間で列同士を比較することは、それほど簡単ではありません。ですがそれは、SQLで行間比較ができないということではありません。手続き型言語とはかなり異なる発想に基づいていますが、SQLでもそうした処理を記述することが可能です。 SQLで行間比較をする際に威力を発揮するのが相関サブクエリ、特に自己結合と組み合わせた「自己相関サブクエリ」です。本稿では、この技術を使った行間比較の応用方法を、具体例を通して解説します。稼働環境OracleSQL ServerDB2PostgreSQLMySQL(バージョン4.1以上) 対象読者 相関サブクエリの基本的な使い方を知っている方。CASE式、自己結合、スカラ・サブクエリについての知識があると
はじめに JavaScriptはオブジェクト指向言語です。従って、そのプログラミングは、オブジェクトの生成やプロパティの参照、メソッドの実行などを組み合わせる作業と言えます。つまり、オブジェクトを上手く扱うことができなければ、JavaScriptの良いコードは書けません。また、JavaScriptにおけるオブジェクトの考え方は、JavaやC++とは根本的に違っています。 そこで、この記事では、JavaScriptにおけるオブジェクトの基本的な性質について見ていくと共に、JavaやC++といった他のオブジェクト指向言語との違い、JavaScriptにおけるオブジェクトの扱い方などを解説していきたいと思います。 なお、この記事はJavaScriptの解説ですが、その内容は、標準仕様のECMAScriptで扱われる範囲に基づいています。従って、同じくECMAScriptを元にしている言語(
はじめに JavaScriptはオブジェクト指向言語です。しかし、そのオブジェクトの性質は、他に良く知られているオブジェクト指向言語のJavaやC++と大きく異なっています。 そこでこの記事では、なぜそのような違いがあるのか、JavaScriptにおけるオブジェクト指向の言語思想を見ていくと共に、その違いの根幹であるプロトタイプについて解説していきたいと思います。 なお、この記事はJavaScriptの解説ですが、その内容は、標準仕様のECMAScriptで扱われる範囲に基づいています。従って、同じくECMAScriptを元にしている言語(JScript、ActionScript)でも通じる内容になっています。 対象読者 プログラミングの基本的な知識、ならびにオブジェクトやメソッドと言った基礎的な概念については、ここでは解説しません。最低限、オブジェクト指向プログラミングについて
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