ではなぜ、会社の存在感がなぜ日本とカナダ(多分北米)でそうも違うのか。 会社と人との関係を比較すると、以下のように喩えるのがいいかもしれない。 日本の場合は、やはり土着の農耕民族に喩えられる。 重要なものは、土地とそこに住む人である。なので、村での人の出入りがあまり無いほうが好ましい。 村には、必ず重鎮がいる。重鎮の言うことは絶対である。 昔豊作だった時代のことをいつまでも忘れていないので、その経験を元に判断する。 若い世代は、それではうまく農作物が育たないことが分かっているのだが、なかなかそれをうまく伝えられない。 とりあえず、足しげく田畑に通って、収穫率の低い農作物を丁寧に育てるしかない。 儲からないのは分かっているが、将来にわたって安定した収入が得られることがもっとも安心できる。この安心感が最重要である。 だから米を作っていた人が、減反によって、野菜を作ったりというような方向転換を行