【トレンド現象学】 インターネット人口が4億5千万人を超える中国で「微博」と呼ばれる簡易型ミニブログが急速な広がりをみせている。会員制交流サイト「ツイッター」閲覧が遮断されている中国だが、ポータル(玄関)サイト大手の新浪などがツイッターをまねたサービスの微博を2年ほど前から相次ぎ導入したところ、昨年10月の調査段階ですでに1億2500万人を超えるユーザーが登録。ネット百科事典サービス「互動百科」(中国版ウィキペディア)の「2010年10大ホットワード」で「微博」がトップに選ばれた。関連記事東博本館が“ジュエリーショップ”風に…村上博、肩をたたかれ勝利を確信 競輪記事本文の続き 微博の微は「マイクロ」の意訳で、博は「ブログ」の音訳の「博客」から取った。まさに簡易型ミニブログだ。 ネット検閲を一段と強める中で、ツイッター的サービスも当局の情報管理下に置くことに成功したかにみえた中国だが、それで