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書評と生物に関するSriVidyutのブックマーク (2)

  • 人は放射線になぜ弱いか、近藤宗平 : 金融日記

    人は放射線になぜ弱いか、近藤宗平 たまには科学のでも、ということで最近はやりの放射線と生物に関してのブルーバックスの紹介です。生物がなぜ放射線に弱いのか、そして強いのか、ということを分子生物学的にくわしく説明しています。著者は、広島・長崎の原爆の生存者に関する放射線の影響を研究した、この分野の世界的な権威です。広島・長崎に原爆が落とされてすぐに爆心地に赴き、若手の研究者として、焼け焦げた死体が散乱する中、後に非常に重要なものとなる様々な貴重な資料を収集しました。 広島・長崎の原爆の医学的研究は、放射線の生物への影響に関して様々なパイオニア的な成果を生み出していきました。また、当時は米ソが最初の有人宇宙飛行の実現で激しく競争しており、放射線医学は非常に重要な分野だったのです。というのも宇宙では激しい放射線が降り注いでおり、人間がどこまでの放射線なら大丈夫か、というのを医学的に研究しなければ

    人は放射線になぜ弱いか、近藤宗平 : 金融日記
  • ゴキブリが「害虫」になったのは戦後のことだったのだ! - Nothing Upstairs

    プログラマ兼業ライター。著書に「叫ぶ! Cプログラマ」,「プログラマを笑え」その他。最新刊は「Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門」。 ついてるオビに「なぜゴキブリは嫌われるのか?」と大書されている。そんなのあたりまえぢゃないか,と思いますか? 書によればゴキブリが現在のように「害虫」として扱われだしたのはごく最近,なんと戦後になってからなのだ。そもそもこの昆虫をよく見かけられるような,物が豊富で冬でも温かい環境が一般に普及したのは高度成長期以降のことであって,それまで不通のヒトにとって「お金持ちの家にいるムシ」であり,地方によっては憧れの対象であったところもあるとか。 この例のように「害虫」は人間の側の都合によって誕生し,近代国家の形成,植民地支配,戦争などと密接な関係を持ってきた。書は日近代史を,この「人間と害虫との関わり」という視点から再構築し

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