「下水を飲み水にする」世界最大のシステム:カリフォルニアからレポート 2008年3月11日 環境 コメント: トラックバック (0) Dave Bullock カリフォルニア州ファウンテンバレー発――カリフォルニア州南部が深刻化する水不足に直面する中、同地域のオレンジ郡は4億8000万ドルの費用を投じ、排水を飲用可能になるまで浄化できる最先端のマイクロフィルトレーション(精密濾過)システムを導入した。 このシステムは『Groundwater Replenishment System』(地下水涵養システム)と呼ばれ、2008年1月10日(米国時間)から、浄化された水の供給を開始している。 この種のシステムとしては世界最大で、オレンジ郡で暮らす10万世帯以上に、他地域から買い入れる水並みかそれより安い価格で水を提供できるという。また、下水を浄化システムに取り込むため、天然の水源に捨てる排水の量