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ブックマーク / www3.nhk.or.jp (77)

  • “DNA登録で災害時の身元確認を迅速に” NHKニュース

    大規模な災害が起きたときなどに遺体の身元確認を迅速に進められるよう、個人のDNAをデータベースに登録する取り組みを紹介する講演会が横浜市で開かれました。 DNAを登録する取り組みは、東日大震災で身元確認の手がかりとなる歯の治療記録などが津波で失われ、確認作業が難航したことを教訓に、国と神奈川歯科大学が試験的に進めています。 会場では、研究グループのリーダーで歯科医師の大平寛さんが講演し、震災では身元を特定できる情報が限られるなかで、遺体の取り違えが相次いだことや、現在も90人の遺体の身元が分かっていない現状を説明しました。 そのうえで、「DNAの情報をデータベースとして管理することで、迅速で確実な身元確認が可能となる」と訴えました。 このあと、会場では、希望者を募って実際にDNAを登録するための作業が行われ、一人ひとりの口の粘膜を綿棒のような器具でこすり、DNAを採取していました。登録を

  • ロシア 米の制裁に宇宙分野で報復か NHKニュース

    ロシアで宇宙分野を担当するロゴージン副首相は、ウクライナ情勢を巡りアメリカが科した制裁への報復措置として国際宇宙ステーションでの協力関係を見直す構えを見せ、ロシアへの圧力を強めるアメリカに揺さぶりをかけるねらいをうかがわせました。 混迷が深まるウクライナ情勢を巡り、アメリカは制裁措置として国際宇宙ステーション以外の宇宙分野でロシアとの協力を凍結しています。 こうしたなか、ロシア政府で宇宙分野を担当するロゴージン副首相は13日、「あらゆることを政治化するアメリカと、重要なハイテク分野で協力関係を続けることは非常に不安だ」と述べました。 そのうえで国際宇宙ステーションでの研究開発の協力関係を2024年まで延長するようアメリカが提案していることについて、「2020年以降は、より有望な宇宙プロジェクトに力を入れていきたい」と述べ、アメリカの制裁への報復措置として計画の延長に応じない構えを見せました

  • アスピリン 大腸ポリープの再発抑制効果 NHKニュース

    解熱鎮痛剤の「アスピリン」に、進行すれば大腸がんになる可能性の高いポリープの再発を抑える効果があるとする研究結果を国立がん研究センターなどのグループが発表しました。 年間10万人が発症する大腸がんの予防につながると期待されています。 この研究は、国立がん研究センターなど全国の19の病院が参加して行われたもので、大腸ポリープを切除した患者311人について調べました。 その結果、手術直後から2年間、毎日解熱鎮痛剤の「アスピリン」を100ミリグラム飲み続けたグループでは、ポリープが再発した人が、そのほかのグループよりも40%少なかったということです。 たばこを吸わない人に限ってみると、63%少なかったものの、喫煙者では効果はなかったということです。 欧米ではアスピリンが大腸ポリープの再発を抑えるという報告がすでにありますが、日人で確認されたのは初めてです。 国内で大腸がんを発症する人は、年々増

    アスピリン 大腸ポリープの再発抑制効果 NHKニュース
  • 「部活体罰でPTSD」と賠償求め提訴 NHKニュース

    おととし、東京都内の私立高校で剣道部の顧問の女性教諭などから繰り返し体罰を受け、けがやPTSD=心的外傷後ストレス障害を負ったとして、元部員の女性が当時の顧問などに対し損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。 訴えを起こしたのは東京・港区にある私立の中高一貫校、普連土学園中学校・高校の剣道部の元部員で東京都内に住む19歳の女性です。 訴えによりますと、女性は高校2年生だったおととし7月、剣道部の合宿中に当時の顧問だった女性教諭や外部のコーチの男性から、防具のない部分を竹刀でたたかれるなどの体罰を繰り返し受け、足や首におよそ2か月から2週間のけがをしたほか、眠れなくなるなどの症状が出て医師からPTSDと診断されたということです。 女性は「高校生活の大半を通院や療養に費やすことになった。また学校側は事実を隠したまま被害を回復するための配慮をしなかった」と主張し、当時の顧問やコーチ、

    「部活体罰でPTSD」と賠償求め提訴 NHKニュース
  • 核のゴミ 処分適地は「国が提示」 NHKニュース

    原子力発電所から出るいわゆる「核のゴミ」の処分場が決まらない問題で、経済産業省の専門家会議は、全国の自治体から応募を待つこれまでの方法を改め、国が科学的な根拠に基づいて処分場に適した地域を示すことを盛り込んだ案をまとめました。 この案は28日の経済産業省の会合に報告されます。 原発を運転したあとに残る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」について、国は地下深くに造る処分場に埋める計画で、11年前から公募で候補地を探していますが、現在、手を挙げている自治体は一つもありません。 こうしたなか、処分場の計画を見直している経済産業省の専門家会議は▽応募を待つこれまでの方法を改め、地盤が安定しているなどの科学的な根拠に基づいて国が処分場に適した地域を示すことや▽処分場受け入れの判断に自治体の代表だけなく、住民の意見を直接反映する仕組みを作ることを盛り込んだ中間的な見直しの案をまとめました。 背景

  • 台風31号が発生 NHKニュース

    14日夜、ベトナムの東の南シナ海で台風31号が発生しました。 気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。 気象庁の観測によりますと、14日午後9時、ベトナムの東の南シナ海で熱帯低気圧が台風31号に変わりました。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北西側220キロ以内と南東側170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。 台風は1時間に30キロの速さで西へ進むと予想されています。 気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。

  • ソマリア サイクロンで死者多数 NHKニュース

    アフリカのソマリアがサイクロンの直撃を受け、暴風や雨によって家屋が倒壊するなどして100人以上が死亡したほか、畑や家畜にも大きな被害が出ており、国連はおよそ3万人が料不足に直面しているとして緊急の支援を呼びかけています。 国連などによりますと、今月10日から11日にかけてソマリア北東部がサイクロンの直撃を受け、暴風や激しい雨によって沿岸部の村で多くの家屋が倒壊し、これまでに100人以上が死亡、数百人が行方不明になっています。 また、中部でも大雨で川が氾濫してあちこちで集落が押し流され、数千人が避難しているということです。 さらに高潮や洪水で畑や家畜にも大きな被害が出ており、国連はおよそ3万人が料不足に直面しているとして各国に緊急の支援を呼びかけています。 ソマリアは、1990年代からの内戦で一時は無政府状態に陥り、去年、新大統領を選出して正式な政府が発足したあとも、各地でイスラム過激

  • 福島第一の格納容器 比較的大きい損傷か NHKニュース

    東京電力福島第一原子力発電所1号機の格納容器で、13日、初めて見つかった水漏れの映像が公開され、専門家は、流れている水の量から、格納容器の継ぎ目がずれるなど、比較的大きい損傷がある可能性があると指摘しています。 公開されたのは、13日、1号機の建屋の内部に入ったロボットのカメラで撮影された映像の一部です。 原子炉が入っている格納容器の下部を外側から撮影したところ、水漏れが2か所見つかりました。 このうち1か所は、格納容器の一部になっている、圧力抑制室と呼ばれるドーナツ状の設備の外側の面を水が流れています。 流れの幅は広く、建屋にたまっている水の水面が泡立っているように見えます。 もう1か所は、折れた配管の先から、蛇口をひねったときのような水が流れ出しています。 この配管は、格納容器表面の結露を集めるためのもので、通常、これほどの量の水が流れることはありません。 原子炉の設備や構造に詳しい専

  • 島根原発 来月にも安全審査申請の見通し NHKニュース

    松江市にある島根原子力発電所の運転再開の前提となる安全審査について、中国電力は来週にも地元自治体に事前の了解を求めて申し入れをする方針を決めました。 中国電力は自治体の了解が得られしだい、来月にも国に審査の申請を行う見通しです。 島根原発2号機は、東日大震災後の去年1月から運転を停止していて、中国電力は運転再開の前提となる安全審査について、原子力規制委員会に申請を行う準備を進めてきました。 その結果、安全対策を説明する書類やデータがそろったとして、来週にも地元の島根県と松江市に対し事前の了解を求めて申し入れをする方針を決めました。 中国電力は厳しい経営を理由に審査の申請をできるだけ早く行うとしていて、島根県と松江市の了解が得られしだい、来月にも規制委員会に申請を行う見通しです。 中国電力が島根原発の申請を行えば、事故を起こした福島第一原発と同じタイプでは新潟県の柏崎刈羽原発に次いで2番目

  • 格納容器 水漏れ箇所の特定難航 NHKニュース

    東京電力福島第一原子力発電所1号機の格納容器の状況を調べる調査で、13日、初めて水漏れが見つかりましたが、現場の放射線量は極めて高く、格納容器の詳しい損傷箇所の特定や具体的な対策の検討には時間がかかる見込みで、今後の課題になります。 東京電力は、13日から1号機の建屋の内部にカメラを搭載したロボットを入れて格納容器の下部の状況を調べる調査を始め、2か所で、建屋側に水が流れているのが確認されました。 このうち1か所は、格納容器の一部になっている圧力抑制室と呼ばれるドーナツ状の設備の外側の面を水が流れて建屋の下にたまっていました。 もう1か所は、壊れた配管の先から水が流れ出していましたが、この配管は格納容器表面の結露を集めるためのもので、東京電力はいずれも格納容器の損傷箇所から漏れた水とみています。 1号機から3号機の格納容器で、具体的な水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは初めてです。 こ

  • 津波シェルターの性能確認実験 NHKニュース

    各地で開発が進む津波に備えたシェルターが、どの程度地震の揺れに耐え、室内への浸水をい止めることができるかを確かめる実験が茨城県つくば市で行われました。 実験はつくば市の防災科学研究所で行われ、地震の揺れを再現できる装置の上に、静岡県内の住宅メーカーが開発した津波シェルターが置かれました。 このシェルターは、住宅の屋上に設置するタイプの鉄筋コンクリート製で、3畳ほどの広さがあり、大人が4人程度入ることができます。 はじめに震度6強以上の揺れを加えると、シェルターは大きく揺れ、壁の一部にひびが入りましたが、外見上、大きな変化はありませんでした。 このあとシェルターを水槽の中に入れて水を流し込み、シェルターを完全に水没させました。 揺れでできた壁のひびから若干、空気が漏れたものの、シェルターの内部には防水シートが貼られるなどしていて、室内への浸水は床からおよそ60センチの高さで止まりました。

  • ため池の底の土などから放射性物質 福島 NHKニュース

    福島県が農業用のダムやため池の底の土などの放射性物質を調査したところ、対象の1640か所のうち460か所で、国の責任で処理する「指定廃棄物」の基準である1キログラム当たり8000ベクレルを超える値が検出されました。 県は農業用水や農作物への影響は少ないとしていますが、国の費用で土を取り除き処分できるよう求めることにしています。 この調査は原発事故の避難区域を除く県内の農業用のダムやため池、1640か所を対象に、ことし6月から福島県が行いました。 それによりますと、底にたまった土などの放射性物質の濃度を測った結果、国が指定廃棄物に指定する基準、1キログラム当たり8000ベクレルの濃度を超えたところが460か所あったということです。 最も高いところでは、国の基準の30倍以上となる25万ベクレルだったということです。 県は森林などの放射性物質が川からダムやため池に流れ込んで、蓄積されたのではない

  • 高血圧の薬で妊婦20人に副作用か NHKニュース

    妊娠中の女性が、高血圧の薬を服用し、おなかの羊水が減ってしまう副作用とみられる症状が出たケースがこの10年間に少なくとも20件あり、8人の赤ちゃんが死亡したり、重い障害を負ったりしていたことがNHKなどの調査で分かりました。 専門家は、女性に薬を処方する際には、妊娠していないかどうか医師は慎重に確認する必要があると指摘しています。 副作用とみられる症状が出て赤ちゃんが死亡するなどしていたのは、▽ARB=アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と▽ACE阻害剤と呼ばれる薬で、高血圧のほか慢性の腎臓病の治療などに医療現場で広く使われています。 NHKでは、全国の医師などから医薬品医療機器総合機構に寄せられたおよそ28万件の薬の副作用の報告を国立成育医療研究センターと共同で詳しく調べました。 その結果、これらの薬を飲んだ妊婦少なくとも20人で羊水が減ってしまう副作用とみられる症状が報告され、このうち6人の

  • 厚労省の備品紛失 28億円分 NHKニュース

    厚生労働省は、東京の省や地方にある検疫所などで、パソコンや電子顕微鏡など28億円分の備品が紛失したり、正式な手続きを経ないまま廃棄されたりしていたことを明らかにしました。 厚生労働省は、去年、国立感染症研究所など3つの研究機関で、備品の紛失や所在が分からなくなっている事案が相次いだことから、東京の省や地方にある検疫所、それに労働局など85あるすべての部局や関係機関で、50万円以上の備品を確認しました。 その結果、パソコンや電子顕微鏡など1161件、購入時の価格で28億6400万円分の備品が紛失したり、新たな機器を買い替える際に正式な手続きを経ないまま廃棄されたりしていたことが明らかになったということです。 正式な手続きを経ないまま廃棄されていた備品のうち、高額なものとしては、6850万円の医療用のX線装置や、5760万円の液体の分析装置が含まれるということで、厚生労働省は備品の管理に対

  • 汚染水漏れのタンク底に隙間 NHKニュース

    東京電力福島第一原子力発電所でタンクから汚染水が漏れだした問題で、タンクの底の部分ですでに見つかっていた鋼鉄製の板どうしをつなぐボルトの緩みのほかに、わずかな隙間があることが分かり東京電力でさらに詳しく調べることにしています。 福島第一原発では先月、4号機の山側のタンクから300トン余りの汚染水が漏れているのが見つかりましたが、発見から1か月がたった今も原因は特定できていません。 東京電力で、タンクの底の鋼鉄製の板の継ぎ目に泡ができる薬品を塗って、裏側から吸い取る試験を行ったところ、2のボルトのすぐ脇に泡が吸い込まれる部分が見つかり隙間があることが分かりました。 今月20日の調査で、ボルトの緩みが見つかった場所ではなく、この2のボルト自体は緩んでいなかったということです。 東京電力は「わずかな隙間でも大量の汚染水の重さで広がって漏れ出す可能性がある」として、この隙間から汚染水が漏れ出し

  • 警察官との癒着実態 法廷で証言 NHKニュース

    暴力団捜査を担当していた愛知県警察部の警部が、脅迫電話をかけられた事件の裁判で、上司の会社役員の指示で電話をかけたとされる元部下が「警察官と賭けゴルフをして17、8万円負けたことがある。外国製の車を買い与えたことや現金を渡したこともあった」と述べて、警察官との癒着の実態を証言しました。 この事件は3年前、暴力団捜査を担当していた愛知県警の警部に脅迫電話がかけられたもので、名古屋市の飲店従業員、青木公司被告(43)が当時の上司で、風俗店などを運営するグループの実質的な経営者で、名古屋市の会社役員、佐藤義徳被告(56)の指示で電話をかけたとして、脅迫などの罪に問われています。 26日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、青木被告は「警察官と賭けゴルフをして17、8万円負けたことがある。1人には外国製の車を買い与えたし、4人に現金を渡したこともあった」と述べました。 このうち、ひとりについては

  • 福島第一原発 “シルトフェンス”が破損 NHKニュース

    東京電力福島第一原子力発電所で、港の中に設置し汚染の広がりを抑える「シルトフェンス」と呼ばれるカーテン状のフェンスが破損しているのが見つかり、東京電力が原因を調べています。 26日午前10時40分すぎ、福島第一原発の5号機6号機の海水を取り込む取水口付近で、港の中に設置し、汚染の広がりを抑える「シルトフェンス」と呼ばれるカーテン状のフェンスが破損しているのが見つかりました。 破損していた「シルトフェンス」は、1号機から4号機側の汚染された海底の土が巻き上がり5号機6号機側に広がらないために設置されているもので、東京電力は、原因を調べるとともに、台風の影響で高くなった波が収まってから復旧することにしています。 このトラブルを受けて、国の原子力規制庁は、現場の検査官に状況を確認させるとともに、5号機6号機の周辺の海で、放射性物質の濃度を測定するよう東京電力に指示しました。 今回破損が見つかった

  • 日銀当座預金残高100兆円超える NHKニュース

    日銀が、金融市場に大量の資金を供給する大規模な金融緩和を行っていることで、金融機関が日銀に預けている資金、「当座預金」の残高が初めて100兆円の大台を超えました。 日銀はことし4月、金融機関が保有する国債などを買い取ることで市場に大量の資金を供給する大規模な金融緩和を導入しました。 この結果、金融機関が日銀に預けている「当座預金」の残高は26日、101兆2400億円となり、初めて100兆円の大台を超えました。 金融緩和が実施される前のことし3月末と比べると43兆円余り、率にして74%増えており、ことし末で107兆円になるとしていた日銀の見通しを3か月早く前倒しするペースです。 ただ、当座預金の残高が増える一方で、金融機関からの企業や個人への貸し出しは大幅な増加には至っていないという指摘もあります。 デフレ脱却に向けては、日銀が供給した資金が企業や個人への貸し出しにまわり経済の活性化につなが

  • エジプト 盗難・破損文化財の特別展 NHKニュース

    エジプトでは「アラブの春」の混乱のさなかに首都カイロの博物館から盗まれたり、破壊されたりした文化財を集めた特別展が始まり、落ち込んだ観光客を呼び戻すきっかけになればと期待されています。 特別展が始まったのは首都カイロの中心部にある「エジプト考古学博物館」で、先月30日、イブラヒム考古相らが出席して式典が行われました。 展示されているのはいずれもおととし「アラブの春」の混乱のさなかに暴徒によって博物館から盗み出されたり、破壊されたりした文化財合わせて25点です。 このうち、黄金のマスクで知られる古代エジプトのツタンカーメン王の、金ぱくが施された木像は、博物館から盗まれたあと、カイロ市内の地下鉄のホームに放置されたカバンの中から見つかりました。また、3000年以上前の子どものミイラは激しく破損したものの、半年かけて修復が行われ、再び展示できるようになりました。 博物館の担当者は「この特別展が観

  • 年金機構 書類紛失1400件 NHKニュース

    年金機構は、全国の年金事務所などで、申請書類の紛失や事務処理の遅れが合わせて1400件余り起きた結果、およそ5500万円の年金が未払いになっていたことなどを明らかにしました。 これは26日開かれた厚生労働省の年金記録問題に関する特別委員会で、日年金機構が明らかにしました。 それによりますと、日年金機構は、ことしに入って兵庫県内で年金の申請書類の紛失などが明るみになったことから、全国に359ある年金事務所などを調査したところ、41か所で申請書類の紛失や事務処理の遅れが合わせて1413件起きていたことが分かったということです。 そして、およそ5500万円の年金が未払いになっていたほか、およそ5200万円の年金保険料の徴収漏れ、それにおよそ170万円の年金の過払いが起きていました。 日年金機構は、該当するすべての人に説明したうえで、申請書類を改めて提出してもらうなどの対応を進めていると