―中新網― 「プラスティネーション」とよばれる技術を用いて防腐処理を施した200体の男女の遺体をつかって、死とセックスをテーマに人体標本展を催していたドイツの解剖学者、グンター・フォン・ハーゲンス(64歳)に対し、アウクスブルクの裁判所がこれを人間の尊厳を侵犯したとして違法と判断。これを受けてハーゲンスは展示物である200の遺体の切断をはじめました。 ポーランド出身、後、西ドイツに亡命したハーゲンスは、1977年、「プラスティネーション」とよばれる人体標本製作を開発し、世界各国で「Body World(最初の開催国は日本。「人体の不思議展」と銘打たれて催されました。この後世界各国50の都市で催され、現在までに2800万人以上の人々が観覧したといわれています)」を開催して物議をまきおこしていました。 ところが200の遺体を用いた今回のテーマは「死とセックス」。文字通り、夫婦の営みを露わにした