先月30日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船は、2日夜までにいずれも領海を出ました。 今回の領海侵入は80時間36分にわたって続き11年前の2012年に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。 第11管区海上保安本部によりますと、先月30日午前11時すぎから南小島と魚釣島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の漁船3隻の動きに合わせるように相次いで日本の領海に侵入しました。 このうち1隻は1日夜、漁船1隻が漁を終えて領海から出たのに合わせるように領海を出て、残る3隻は、漁船2隻が周辺海域から離れたのに合わせるように2日午後7時44分までにいずれも領海を出ました。 今回の領海侵入は80時間36分にわたって続き、過去最長だった去年12月22日から25日までの72時間45分を上回り、11年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。 海上保安本部は再
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