河岡 義裕 (かわおか よしひろ) (東京大学医科学研究所 感染・免疫大部門ウイルス感染分野 教授) 独立行政法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 研究領域「免疫難病・感染症等の先進医療技術」研究代表者 毎冬、高齢者や幼い子供の生命を脅かすインフルエンザ。東京大学医科学研究所の河岡義裕教授は、ウイルスと宿主の遺伝子とのかかわりを解明し、抗ウイルス薬や生ワクチンの開発につなげることを目指しています※1。これまでにも、カモなど水禽(きん)類のインフルエンザウイルスがブタを介して人間に感染するメカニズムや、ニワトリのウイルスが人間に直接感染し、致命的なインフルエンザを起こすメカニズムを解明するなど、優れた成果を次々に挙げてきました。 ウイルス増殖の仕組みを明らかに ウイルスの遺伝情報は、ウイルスの遺伝子RNA(リボ核酸)の上に乗っています。インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3つ
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