前の記事 ラットや犬も笑う:類人猿をくすぐる研究(動画) DIYで作れる極小衛星『キューブサット』、NASAも利用(動画) 2009年6月 9日 Alexis Madrigal 小型人工衛星キューブサット(CubeSat)に取り組む人々は、乏しい予算と限られた時間をやりくりし、ダクトテープと巻き尺を使って、1辺10センチ[重さ1キログラム程度]の立方体の人工衛星を作り、大規模ミッション用のロケットに自分たちの夢を便乗させる。泥臭くて安あがりな方法だが、その成果は、莫大な予算をかけたプロジェクトに引けをとらない。 キューブサット戦略を開拓したのは、スタンフォード大学の宇宙システム開発研究所(Space and Systems Development Laboratory:SSDL)だ。上に掲載したビデオでは、現在SSDLを率いているAndrew Kalman客員教授が、キューブサットが生まれ