4日に投開票が行われたイギリス総選挙。スナク首相率いる保守党が大敗を喫し、スターマー党首(61)率いる労働党が圧勝しました。スターマー党首が新首相に就任し、14年ぶりの政権交代です。 スナク前首相 「国民の皆さんには、何よりもまず謝罪いたします。私は首相職に全力を傾けてきましたが、皆さんが明確な意思を示しました。“イギリス政府は変わらなければならない”と」 スターマー新首相 「国民は圧倒的多数をもって『変革と国家再生』『奉仕する政治への回帰』を決断しました。我々は皆さんの信頼を背負い、国を立て直していきます」 政権与党だった保守党。これまで負けたことがない選挙区でも落選が相次ぎました。前回総選挙では365議席を獲得していましたが、今回、121と過去最低まで激減。現役の閣僚や幹部、元首相までが落選するという歴史的な大惨敗となっています。 首相官邸の猫・ラリーにとって、6代目の首相を迎えること