今季の長友(右)は攻撃面で強大なインパクトを残している。公式戦7試合で2ゴール3アシストとすでに前年の成績に並んだ 【Getty Images】 3年前、チェゼーナに移籍しセリエAに挑戦した長友佑都は、当初から評判を築いていた。ただチーム全体が守備に追われることが多かったその時代、左サイドバックとして起用されていた長友の走力は、主に対面の相手を封じ込むために用いられていた。 しかし4シーズン目の今季、長友は攻撃面で強大なインパクトを残している。しかもインテルでだ。開幕から2試合連続でゴールを挙げ、第4節(9月22日)のサッスオロ戦、並びに第6節(9月29日)のカリアリ戦ではアシスト。昨シーズンは故障がなければもっと数字伸ばせた可能性もあるが、ともかく公式戦たった7試合で、2得点3アシスト(カップ戦含む)という前年の成績に並んだ。 インテル移籍後は攻撃に出ようとするあまり、かえって守備に難が