2008年8月17日のブックマーク (1件)

  • 続・「刑罰は国家による復讐の肩代わり」という神話 - on the ground

    未だ当たっておくべき文献は残っているのだが、もとより論文を書くわけでもないし、それなりに文献を渉猟する中で既にある程度言えることも出て来たので、ひとまず書いておくことにしよう。なお、エントリは以下の二つのエントリの続きとして書かれるので、予め参照を乞いたい。 被害者及び死刑(後半&コメント欄) 「刑罰は国家による復讐の肩代わり」という神話(含コメント欄) 「国が仇を討ってやるから、勝手にやるな」 まず、全国犯罪被害者の会で代表幹事を務める岡村勲の手になる文章の一節を引いておきたい*1。 人問誰しも犯罪、特に重大な犯罪の被害者や遺族になれば、加害者に対して応報感情を持つのは当然だ。 昔は「仇討ち」という制度があった。殺害された被害者の近親者は、休職して仇討ちに行く。捜査費用は人持ちだ。首尾よく目的を達して帰国したら、武士の鑑として賞賛され、復職する。途中の艱難辛苦に堪えかねて、脱落した者

    続・「刑罰は国家による復讐の肩代わり」という神話 - on the ground