コニカミノルタホールディングスは,2008年度第2四半期累計(2008年4~9月)の決算を発表した(発表資料のPDF)。売上高は対前年度同期比1.5%増の5329億7100万円,営業利益は同14.7%減の486億7000万円,純利益は同22.2%減の292億7900万円で,増収減益となった。光学デバイスや電子材料を扱う「オプト事業」は好調だったが,市況の影響を受けて主力の情報機器事業での収益の悪化が予想を上回り,補い切れなかったとする。ただし,円高などの為替による影響が売上高で217億円減,営業利益で19億円に相当するとしており,その分を加味した場合の売上高は,同5.6%増に相当するという。また,税制改正と会計処理の変更に伴う影響も加味した場合の営業利益は,同5%程度の減少に相当するとした。 部門別に見ると,デジタル複合機やプリンターを扱う情報機器事業の売上高は,6月に買収したDanka