[東京 14日 ロイター] マツモトキヨシホールディングス3088.Tの松本南海雄会長兼CEOは14日、ロイターとのインタビューで、ドラッグストアチェーンのM&Aを積極的に進める方針を示した。M&Aにより、今年度・来年度に2000―3000億円の売上高の上積みを計画しているという。 <M&A、今年中に発表できる案件も> 松本会長は「今年度と来年度で、M&Aにより2000―3000億円の売り上げの上積みになる」と述べた。M&Aはドラッグストアチェーンが対象で、地域の補完が主眼になる。売上高1000億円規模・上場企業も検討対象になっているという。 すでに、具体的な検討を進めており「今年発表できる案件もあると思う」とした。 同社は、2016年3月期にグループの売上高1兆円、2000店舗という目標を掲げており、M&Aも成長戦略の1つと位置付けている。2010年3月期の売上高は4000億円を計画して