2008年11月21日 モリ工業の将来分析 カテゴリ:実践!企業価値評価 モリ工業株式会社の事業概要 ステンレスメーカーとして小型管・手すりを、また関連・派生製品として普通銅を製造している。 ステンレス関係事業は全体の売上高のうち86%、鋼管事業は全体の売上高のうち10%を占めている。 ステンレスに関してはすべての分野を扱っているという強みがある。 競合企業は「日新製鋼」となっている。 ステンレス製造過程では、原材料でもあるニッケル価格の上下変動が大きな影響を受ける。 ここで当社はステンレスメーカーでは珍しい系列を持たない独立系企業であるという特徴がある。 系列がないことで仕入れ先企業をある程度選択することができ、材料価格が高騰した時など有利に働くと考えられる。 モリ工業株式会社の財務分析 ニッケル価格の高騰によりステンレス価格の高騰となった。 一方で、当社の原材料のサイクルは約5か月間で