2月28日、ソニーは、東京品川区にある自社ビル「ソニーシティ大崎」を1111億円で売却したと発表した。売却益410億円を2013年1─3月期の営業利益に計上する。写真はソニーシティ大崎。1月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 28日 ロイター] ソニー<6758.T>は28日、東京品川区のJR大崎駅前に保有する自社ビル「ソニーシティ大崎」を1111億円で売却したと発表した。2013年1─3月期の連結営業利益に410億円の売却益を計上する。資産売却で手元資金を確保するとともに、今期の業績予想の維持をねらう。 同日付で、日本ビルファンド投資法人<8951.T>と国内の機関投資家の1社に売却を完了し、ソニーは諸費用を差し引いた1100億円の現金を受け取った。ソニーシティ大崎は、地上25階建て、地下2階で、延床面積は12万4000平方メートル。テレビ事業などの関連部門の約5