ドコモが海外展開加速、印タタ傘下の携帯事業者の株式取得［東京 １２日 ロイター］ ＮＴＴドコモ9437.Tは１２日、インド第６位の携帯電話事業者タタ・テレサービシズ（ＴＴＳＬ）の株式２６％を約２６４０億円（約１３７０億ルピー）で取得すると発表した。新株発行の引き受けが２０％、既存株主からの株式取得が６％となる。 １１月１２日、ＮＴＴドコモは、インド第６位の携帯電話事業者タタ・テレサービシズの株式２６％を約２６４０億円で取得すると発表。写真は昨年６月、東京で撮影した同社広告（２００８年 ロイター/Kim Kyung-Hoon） 国内市場が飽和に向かう中、世界で２番目に大きなインドの携帯電話市場に参入することで、アジアへの進出を一段と加速する構え。 ＴＴＳＬは、インドの財閥タタ・グループの携帯電話事業者。インドの携帯電話契約者数は約３億人で、中国に次ぐ世界で２番目の巨大市場ながら、普及率は日本の約８割に対し３割程度にすぎない。今も年率５割のペース
