ヤマハは7日、音声合成システム「VOCALOID」機能がネットワークのサーバー上で動作する「NetVOCALOID」を開発したと発表した。 「VOCALOID」機能は、歌声パートの旋律と歌詞テキストを組み合わせることで、楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成システム。ビブラートやこぶしなど、声のゆらぎや抑揚も操作できることが特徴。ヤマハから歌声合成システムのライセンスを受け、クリプトン・フューチャー・メディアが音声データベースに声優の藤田咲を起用して製品化した「初音ミク」や、株式会社インターネットが歌手のGacktを起用した「がくっぽいど」などが知られている。 NetVOCALOIDは、歌声合成システムをサーバー上に実装したソフトウェアからサービスプロバイダー経由で提供するSaaS形式での提供となる。ユーザーからサービスプロバイダー経由で送られるシーケンスデータをNetVOCALOIDエ