前回で解説したように、Windows Liveは2010年後半に、すべてのサービスがアップデートされる予定だ。今回は、先日情報が解禁された新しいHotmailに関して解説する。 使ってもらえるウェブメールに Hotmailと言えば、ウェブメールとしては老舗だが、どうも使い勝手が悪いという印象がある。GmailやYahoo Mailなどと比較すると、機能も乏しいし使い勝手も悪いから、タダで使える「捨てメール」アカウントとして使っているという人が多いだろう。筆者もそうだ。 Hotmailは使いにくいだけでなく、スパムメールも多い。受信トレイに数百通とスパムメールが入っている状況を見ると、使いたいとは思えなくなる。やはり、受信トレイには必要なメールだけがあって、スパムメールや広告メールなどは、自動で削除したり、別のフォルダーにフィルタリングしてほしいものだ。 Wave4のHotmailでは、この
今回は4月末に情報が公開された、マイクロソフトのコンシューマー向けウェブサービス、次期「Windows Live」に関して解説しよう。 Windows Live Wave4とは? 次期Windows Liveの「Windows Live Wave4」(以下Wave4)は、メールサービスの「Hotmail」、ファイル保存サービス「SkyDrive」、インスタントメッセンジャー「Windows Live Messenger」などのウェブサービスと、「Windows Live Essentials」(日本では「Windows Liveおすすめパック」)というクライアントソフト群で構成されている。いわば、マイクロソフトが推進しているクラウド戦略の「Software+Service」(S+S)を具体的に実現したものだ。 現在のWindows Live(Wave3)は、ウェブサービスとクライアントソフ
マイクロソフト、Windows Live最新版を提供開始 ~写真共有を軸にソーシャルネットワーク要素を強化 12月11日 発表 マイクロソフト株式会社は11日、パーソナルな情報を統合/整理/共有するサービス「Windows Live」の最新版の提供を正式に開始した。 Windows LiveはWindowsプラットフォーム向けに、メッセンジャーやメール、ストレージなど多数のサービスからなる集合体。最新バージョンでは25GBのストレージ「SkyDrive」をバックボーンに、写真共有機能「Windows フォト」を軸にしたパーソナルな情報の整理/共有をコンセプトにしたプラットフォームを目指す。併せて、プロフィール機能や行動をトラッキングする機能などを追加し、ソーシャルネットワークとしての側面を強化した。 Windows Liveはアプリケーションの「Windows Live Essential
Microsoftのソフトウェア開発者向けカンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」が終わり、さらにその翌週のハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2008」も終了したことで、Windows 7の概要が明らかになった。 近く現状、我々に配布されているビルドをNetbookで動かしてみるといったこともしようと考えているが、実際に2年ぶりのPDCに足を運んでみて一番強く感じたのは、Windows 7に関連することではなかった。一番Microsoftの凄味を感じたのは、PC Watchではビュー数の少なかったWindows Azureの方である。 Microsoftを嫌う開発者や競合にとってはあまり認めたくないことかもしれないが、Microsoftが進めるビジネス基盤の力強さがAzureにはある。それはおそらく、将来的にPCのエン
11月14日(現地時間)開始 米Microsoftは14日(現地時間)、同社のソフトウェア/ハードウェアを販売する直販サイトを米/独/英/韓の4カ国で開始した。 直販サイトでは、WindowsやOfficeといったPC関連ソフト、マウスやキーボードなどのハードウェアや、Zune、Xboxおよびそのソフトなどを取り扱う。WindowsとOfficeについては、パッケージ版以外にダウンロードによるデジタル販売も開始する。 同社では直販サイト開始の理由について、メーカーから直接購入したいユーザーの要望に応えるためで、これまでAppleやEAなども同様の方法で成功しているとしている。一方、販売価格は希望小売価格通りとすることで、Microsoft製品を取り扱う販売業者とは競合しないとしている。 2009年中に、日本、フランス、スペイン、オランダでもサービスを開始する予定。 【11月18日追記】記事
泉氏は、「2007年に公開したWindows Live日本語版(Weve2)では、HotmailやMessengerなど、個々で長年提供してきたサービスの集合体というイメージだった。最新版ではWindows Live自体が1つのサービス群として位置づけられている」と話す。 Windows Liveという大きな括りがあり、その中から必要に応じたソフトやサービスを利用する考えだ。「Officeをイメージしてもらうとわかりやすい。昔はWordやExcelなど、単体製品としての認識が強かったが、今では多くの人がOfficeとして覚えており、その中から目的に合ったソフトを利用している」(泉氏)。 最新版では、写真共有サービス「Windows Live フォト」の追加と、オンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」の保存容量を25GBまで拡大したことが大きな特徴という。ま
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