かつて「パリは燃えているか」という映画があったが、今月1〜4日は確実に「パリは萌(も)えていた」。漫画やアニメなど日本の最先端文化を紹介する見本市「ジャパン・エキスポ」がパリ郊外で開催され、動画サイト「ニコニコ動画」も初めて出展。会場の様子をネット中継し、ボーカロイド(音声合成ソフトのキャラクター)などのコスプレをしたフランス人ファンが日本のユーザーと交流した。 お隣のドイツでは、1匹のタコがW杯で盛り上がるヨーロッパ中のサッカーファンの目をくぎ付けにした。独代表の勝敗を占い、的中させてきた西部オーバーハウゼン水族館のタコ「パウル君」。8日の対スペイン戦で自国の負けも的確に予言してしまったため、ドイツでは「タコをパエリアにしろ!」という怒りの声が上がっている。しかし、動物に優しい日本のネットユーザーの間では、人気がタコなのにウナギ上り。日本語のウィキペディアにも登録された。 そのころ、ネッ