3月5日に「SP1」が発表された動画共有サービスの「ニコニコ動画」(関連記事)。(株)ドワンゴは3月11日、そのニコニコ動画に不正にアップロードされたテレビ番組の動画をすべて削除するという方針を発表した(プレスリリースPDF)。 過去にも何度か著作権対策を取ってきたニコニコ動画だが、今回の発表で何が変わるのか。その真意をジャーナリストの津田大介氏に聞いてみた。 今回は、テレビ番組についての対応策が発表された。具体的には、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京という6社に対して、(1)ニコニコ動画内にある既存の著作権侵害コンテンツをすべて削除する、(2)新規投稿も監視して著作権侵害コンテンツがあったら直ちに削除する──という旨の申請書を出したというものになる。 ちなみにニコニコ動画を直接運営しているのは、ドワンゴの子会社である(株)ニワンゴになる。 契約関係は成立して