1位は「千と千尋の神隠し」(C)2001 二馬力・TGNDDTM[映画.com ニュース] 米映画サイトThe Playlistが、21世紀に入って現在(2016年)までに公開されたアニメ映画のベスト50をピックアップした。 1990年代初め頃まで、アニメ映画といえばディズニーの手描きアニメが主流で、そのほとんどが子ども向けの作品だった。しかし21世紀の到来とともに、CGアニメが急増し、ピクサーが台頭。同時に、日本のスタジオジブリの作品が世界的に高く評価されるようになり、インディペンデントや英語圏以外の作家の作品もより多くの観客を獲得するようになったと同サイトは分析している。 1位に選ばれたのは、その意味でまさに21世紀の到来を告げた宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(2001)。ベルリン映画祭金熊賞やアカデミー長編アニメーション賞を受賞したこともあり、欧米の観客が初めて触れたジブリまたは宮