モスクワでAFPのインタビューに応じた露反ドーピング機関のニキータ・カマエフ氏(当時、2013年10月21日撮影)。(c)AFP/VASILY MAXIMOV 【2月16日 AFP】(更新)ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は15日、同機関で業務執行の責任者を務めながら、組織的ドーピング問題の渦中で職を辞したニキータ・カマエフ(Nikita Kamayev)氏が、急死したことを発表した。 RUSADAは声明を出し、「RUSADAの元執行理事が52歳で急死した。ひどい心臓発作が死因とみられる」と述べている。 国営タス通信(TASS)は14日、昨年12月に他の幹部と共に辞職したカマエフ氏が、スキーの最中に体調不良を訴えて急死したと報じ、元事務局長の「カマエフ氏が心臓に問題を抱えていたとは、過去に聞いたことがない。夫人が何かしら知っているかもしれない」というコメントを引用していた。 世界反ド