私が園の行事でAさんと会ったときのことです。 Aさんはいつもにこやかで素敵なママです。 会ってしばらくはAさんと話をしていました。 でもそのとき、私は、気づいてしまいました。 私以外の他のママを、Aさんが探しているということを。 その後、Aさんはお目当てのママを発見して、去っていきました。 ・・・・・そして、これは、完全にAさんが正しいのです。 母親の時間は限られています。日々のことをこなすと、残された時間はわずかです。ママ友と会えるときもそうで、イベントで園に来たら、その限られた時間の中で、一番話したい人のところへいきたいという気持ちはわかるし、自分もそういう人がいればAさんと同じ行動をとっていたと思います。 誰かを探しているAさんの姿を見て、せつないと思ったこの感情は、私自身がどうにかして処理すべきものなのです。 ※事実をもとにしていますが、私以外の人物は架空のキャラとして描いています