昨年10月、「MS、.NETのソースコードを公開へ」というニュースが流れたが、そこでのアナウンスどおり、先日より.NET Frameworkクラス・ライブラリのソースコード公開が開始されている。 ただし現時点ではソースコードの公開といっても、ZIP形式でまとめられたソース・ファイルがダウンロード可能、といった公開方法ではなく、先日発売となったVisual Studio 2008(Express Editionは除く)でデバッガを使用する際に、クラス・ライブラリのメソッド内部までソースコード・レベルでのトレース(ステップ・イン実行)が可能になるというものだ。 もともとVisual Studioには、ソースコードが納められた(通常は自社内の)サーバに接続し、トレース時に手元にある実行ファイルやDLLファイルのソースコードを表示するという機能が搭載されているが、今回のケースではマイクロソフトが運