うつ病は、日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込みや倦怠感が続く精神疾患です。 患者数は世界的に増加傾向にあり、日本でも過去20年で倍増し、今では100万人を超えています。 さらに追い討ちをかけるようにコロナパンデミックが発生し、若者や失業者の間でも患者数が急増している深刻な状況です。 そんな中、東京都市大学の研究チームは、毎日お風呂に入ることでうつ病の発症リスクが低下する可能性を発見しました。 入浴には数多くの健康メリットがありますが、うつ病の予防にも効果があるのかもしれません。 研究の詳細は、2023年7月24日付で学術誌『The Journal of The Japanese Society of Balneology, Climatology and Physical Medicine』に掲載されています。