「Internet Week 2008」が11月25日から11月28日までの4日間、東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで行われる。同イベントのプログラム委員長である、東京大学大学院・情報理工学系研究科教授の江崎浩氏にその意図や見所などを聞いた。 ● IPv4アドレスの在庫枯渇問題、幅広い関係者が集い議論を ――Internet Week 2008が近づいてきました。今年はどのようなイベントとなるのでしょうか。 江崎氏:去年のInternet Weekは「変化」をテーマとしました。理由は、インターネット自体が広がったことにより、関係する人々の幅も広がったからです。これからのインターネットをどうしていくか、その方向性を定めていくには、より多くの人々の意見を反映することを目的として、幅広い関係者を集めたコミュニティを形成していく必要があります。 例えば、IPv4アドレスの在庫枯渇問題にして