2008年10月5日 ここニューヨークのちょっとした変化 ここ最近アメリカの経済、とりわけ金融業界が何かと話題である。ニューヨークは金融で持っている都市であるため、金融危機の波が直撃していると言われる。私のいるエリアは金融関係の仕事をしている人が多い。住んでいるアパートメントもウォール街が近いとあって、隣人も金融関係ばかりだ。隣のアパートメントも同様だそうだ。そのせいもあり、うちの前にある公園に行っても銀行・証券会社のTシャツを着た人をよく見る。ニューヨークの人々には底力があり、ダウ平均が大幅に下げても金融機関が破綻してもいつもと変わらない光景があるはずだと思っていたのだが、最近ちょっとした変化を感じるようになってきた。そのことを書いてみたい。職にあぶれたベビーシッターこのあたりでは、子供のある家庭ではベビーシッター(nannyという)のいるのが普通である。子供が二人いればベビーシッターも