ゲストを招き、プログラミングの魅力やはじめ方のアドバイス、いま注目している技術などを語っていただくシリーズ。第1回目は、日本を代表するプログラマーであるRubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏に登場いただく。プログラミングをする上でかならず必要となるプログラミング言語。それを作るのはどんな人なのか? 聞いてみよう。前後編の2回に分けてお届けする。 ゲスト:まつもとゆきひろ(Rubyアソシエーション理事長) 聞き手:角川アスキー総合研究所 父親のガジェットを息子がぶんどって使う ──プログラミングをはじめたのは、たしか子供の頃だったとお聞きしたのですが。 まつもと「ええ、父親がいわゆるガジェット好きで、小学校6年のときに当時10万円くらいした“L-Kit16”を買ってきたんですよ、日本橋(大阪の電気街)で。半田ゴテでそのキットを作ったけど、父親はすぐに飽きてしまいました。でも、小学
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