抗体保有率、東京0.91% 新型コロナ、前回の9倍―厚労省 2021年02月05日11時10分 厚生労働省、環境省が入る中央合同庁舎第5号館=2020年5月3日、東京都千代田区霞が関(時事通信フォト) 厚生労働省は5日、新型コロナウイルスへの感染歴を調べる抗体検査を行った結果、東京都での陽性率(保有率)が0.91%だったと発表した。大阪府は0.58%、愛知県0.54%などとなった。東京は昨年6月実施時の約9倍に増加した。 ウレタンマスクはNG? 着用批判に専門家くぎ―「洗い過ぎ」には注意を 田村憲久厚労相は閣議後の記者会見で、「自治体でばらつきがあるが、いずれにしても1%足らずだ」と指摘。国民の多くが感染して抗体を持つ「集団免疫」が成立する状態ではなく、引き続き感染対策が必要とした。 抗体検査は2回目で、厚労省は昨年12月14~25日、東京など5都府県で同意を得た住民を対象に実施。東京33