欧州議会選で議席を伸ばし、喜ぶ「ドイツのための選択肢(AfD)」幹部ら=ベルリンで2024年6月9日、ロイター ドイツで9日開票された欧州議会選で、排外主義的な右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が2位に躍進した。独メディアは、SNS(ネット交流サービス)を効果的に使い、若い世代の票を取り込んだと分析している。連立与党の一角を占める環境政党「緑の党」は、逆に若者票を大幅に減らした。 「ドイツのための選択肢(AfD)」とは AfDを巡っては、今年に入って数々のスキャンダルが明らかになった。5月には地方支部代表が演説でナチスのスローガンを使ったとして罰金刑を受けた。 また、同党のクラー欧州議員によるナチス親衛隊を擁護する発言が原因で、AfDは所属していた欧州議会の極右会派「アイデンティティーと民主主義(ID)」から除籍された。 では、なぜ躍進? それにもかかわらず議席数を9から15に増や
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