追記:2010年11月に「中国がインターネットトラフィックの15%をハイジャックした」というニュースが世界中で流れていますが、この「15%のトラフィック」という表現には大きな誤解があります。BGPハイジャックが発生したのは事実ですが、ソースとなっている報告書とニュース報道の違いや、実測データとニュースで登場する「15%のトラフィック」の違いが指摘されています。それらに関しては、「中国がインターネットの15%をハイジャック」の嘘 をご覧下さい。 「BGPmon.net Blog: Chinese ISP hijacked 10% of the Internet」という記事で、中国のISPが世界の10%分近い経路を吸いこんでしまったと解説されています。 恐らく単なるオペミスによる経路リークなのでしょうが、約3万7千経路がハイジャックされたようです。 (ハイジャックされた経路は「こちら」をご覧下