辻仁成の新作が7月31日に発売となる。『命の詩』と名付けられた6曲入りのニューアルバムだ。 ◆辻仁成画像 ここで彼が紡いでいる言葉は、心の脈動のまま叫ぶように謳う“詩の朗読”だ。語り、歌い、吼える言葉が自然にリズムとメロディを携え、いつしか音楽となり、6曲が集まってひとつの作品になったようにも見える。むしろ、歌をうたうように詩を読み言葉を紡ぐその行為は、作曲未然の原始的な初期衝動なのかもしれない。身体から湧きいずるプリミティブな脈動を、そのままの鮮度でパッケージングした『命の詩』は、原石のような情動を音に変換してみせたシンプルで簡素な辻仁成の表現作品と言えそうだ。 文筆家、映画監督、ウェブサイトの編集長、そして音楽家と様々なざまざまなプラットフォームで熱量溢れる創作活動を続ける辻仁成は、何を考え、何を見据え、そしてどこに行こうとしているのか?枯渇を見せない表現欲求の源に秘密はあるのか? ─
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