交流戦のDH制度で巨人にあの男が帰ってくる 「セ・リーグにDH制があればなぁ……」 今季、巨人ファンがこぼす愚痴ベストスリーにランキングするであろう一言だ。「守備が苦手な岡本もDHがあったら」とか「もしDH阿部ならば内野守備も大分マシになる」みたいなタラレバ問答。そんなのただの現実逃避だって分かってる。けど、いつの時代も人は日常のしがらみから逃げてプロ野球へ辿り着くのである。 ちなみに今回の文春野球コラムはオリックスとの対戦形式でアップされる。お互いにリーグ4位のBクラス。優勝争いの高揚感もなければ最下位の絶望感もない。倦怠期のカップルみたいな毎日を生きている。マジ中途半端。嫌いになれたらラク。でもなかなか別れられないファン心理。とにかくマンネリ打破の刺激が欲しいわなんつって、やってきたのが交流戦だ。 個人的には楽しみで仕方がない。いきなり仙台であっさり楽天に3連敗を食らったけど、救いはD