ブックマーク / bunshun.jp (154)

  • 高木ブーが語る 運転免許返納の「特典」 | 文春オンライン

    娘に言われたんだ。 「最近、高齢者の自動車事故のニュースが多いよね。わが家の前は、小学校の通学路。今まで子供たちを楽しませる仕事をしてきたお父さんがもしもの事故を起こしたら……。そうなってからじゃ遅いよ。運転免許証を自主返納するのはどう?」って。 遠出はしないけど、銀行に行ったり、買い物に行ったり、ちょくちょく運転していたから少し悩んだ。でも、免許の有効期限が来年までで、それ以降はもう更新しなくて良いかな、と前から考えてはいた。もう84歳だしね。ということで、娘の一言をきっかけに俺は返納を決意したんだ。 思えば俺はかなりの車好きだった。若い頃は「芸能人はベンツだろ」って思っていたし、直近に乗っていたのもスマートというドイツ車。実は、左ハンドル以外の車を何十年も運転してないんだ。 免許返上宣言をした後、テレビ番組で「高木ブー、ラスト運転」のような企画をやったんだけど、局が用意した車は右ハンド

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  • 前川前次官もびっくり!? 官僚マニア垂涎の『月刊官界』を知っていますか? | 文春オンライン

    学生時代は東大の寮でカビをい、就職後も身のまわりに無頓着で同じ下を一ヶ月履きつづけた――。 かつて、このような官僚たちのどうでもいいエピソードを満載した雑誌があった。1975年11月から2005年2月にかけて刊行された『月刊官界』がそれである。 めくっても、めくっても、ひたすらスーツ姿の中高年男性ばかり 名物コーナーの「官界人脈地理」では、中央省庁の幹部が、顔写真、学歴、採用年次、性格、素行、趣味などとともに詳しく紹介された。そこに花(?)を添えたのが上掲のごときエピソードだった。 いわく、キャバレー通いで課内の研究会予算を赤字にした。いわく、皇居一周を27分で走破した。いわく、ゴルフでホールインワンを2回達成した。いわく、演歌を700曲、軍歌を150曲憶えていた――。 どうでもいい話ではあるものの、それぞれの人柄がよく伝わってくる。 同誌には、ほかにも、部局、審議会、労組、サークル、

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  • 日本のメディアが知らない、アリアナ・グランデの本当の「クールさ」 | 文春オンライン

    5月22日(現地時間)、ワールドツアー中のマンチェスター公演の終演直後に起こった卑劣なテロ事件によって、日でも一般層にまでその名前が知れわたることになったアリアナ・グランデ。近年、日の洋楽状況が停滞・衰退する中で、世界的スーパースターの人気に国内外で大きなギャップが生まれるようになってしまったが、そんな中にあって、もともとアリアナ・グランデはジャスティン・ビーバーと並んで日にも比較的たくさんのファンがいるシンガーだ。 その要因は、日人好みのする少女っぽいキュートなルックス、日人の女の子にとっても無理なくファンション・アイコンとして参考にできる華奢で小柄なスタイル(身長は153cm)、海外のスーパースターにしては珍しく積極的に日テレビ番組にも笑顔で出演する親しみやすいキャラクターなどなど、いくつか挙げられる。彼女の最新作『デンジャラス・ウーマン』のジャケットは、マスクを被ったク

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  • 八木亜希子が語る「壊れた大人がいっぱいいた」バブルとフジテレビ | 文春オンライン

    テレビはつまらない」「テレビ離れ」など、テレビにまつわる話にはネガティブなものが多い。 しかし、いまなお、テレビは面白い! そんな話をテレビを愛する「テレビっ子」たちから聞いてみたいというシリーズ連載の4人目のゲストは、元フジテレビのアナウンサーで、現在はフリーとして活躍する八木亜希子さん。 報道や情報、音楽、トーク、バラエティ番組はもちろん、朝ドラや大河といったドラマまで、あらゆるジャンルのテレビ番組に出演している「テレビの申し子」と言っても過言でない存在です。 そんな八木さんに、まずは子供の頃のテレビ体験やアナウンサーになるまでの話を伺いました。 ◆ 『翔んだカップル』のエンドロールでやってた「NG集」が大好きだった ―― 子供の頃って、テレビって好きでしたか? 八木 このシリーズの記事を前もって読んでいたので、その質問くるんだろうなって思って考えてたんですけど(笑)、私が子供の頃は

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  • 明石家さんまと前次官 「直撃」「独白」は週刊誌の華 | 文春オンライン

    ―――週刊文春です。 「なんや!」 で始まり、「ほんじゃーな」で終わる軽妙な掛け合いは誌面でチェックしていただくとして、もはやエンターテイメントである。大竹しのぶとさんまが恋仲になるきっかけのドラマ「男女7人夏物語」(1986年)での、桃子と良介の会話を彷彿とさせ、もうお前ら付き合っちゃえよとつい思ってしまうほどだ。記者が男性なのか女性なのか知らないけれど。 前川前次官独占告白で思い出す「三井環事件」 こうした即興の面白さとは反対に、腰を据えて話を聞く独占告白が今週の目玉記事。 「『総理のご意向』文書は物です 文科省前事務次官独占告白150分」がそれだ。加計(かけ)学園の獣医学部認可をめぐって、「総理のご意向」などと記された文書が出てきた問題で、これは怪文書ではなく物であると、文科省のトップだった前川喜平が文春の取材で答えている。 ことの発端は今月17日、朝日新聞がくだんの文書をスッパ

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  • 安倍首相の言う通りに読売新聞を「熟読」してみてわかったこと | 文春オンライン

    今月は、安倍首相の「読売新聞を熟読して頂いて」という国会での言葉がやはり強烈だった。 なので、しばらく読売新聞を「熟読」してみることにした。なにか大事なことが書かれているだろうか? 「冷凍うどん」をめぐる読売・毎日 夢の共演 するとまず気になった記事がこちら。 「具入り麺つゆ 多彩な味 冷凍うどんにかけるだけ」(5月15日) 「火を使わずに人気のうどん料理ができる具入りの麺つゆが増えている」と読売は言う。「国産山菜入り 中華 トムヤンクンも」と、充実ぶりを匂わす。 この商品がウケているのは冷凍うどんの生産量が年々増え続けているからで、「冷凍うどん人気にあやかって」と読売はハッキリと解説していた。 これだけならただの「ひまネタ」だが、驚いたのは同じ日の「毎日新聞」にもまったく同じネタがあったのである。 「具入り、麺にかけるだけ」(5月15日) あ、おんなじ!

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  • 加計学園問題の新展開「前川前次官発言」はここに注目! | 文春オンライン

    前川喜平 前文部科学事務次官 「『総理のご意向』などと記された一連の文書は、私の手元にあるものとまったく同じ。間違いなく物です」 『週刊文春』6月1日号 学校法人「加計(かけ)学園」をめぐる問題が新展開を迎えた。加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、安倍晋三首相の「腹心の友」加計学園理事長、加計孝太郎氏に便宜が図られたのではないかという疑惑が巻き起こっている。獣医学部新設にあたり、37億円の市有地が無償譲渡され、総事業費の半分の96億円を愛媛県と今治市が負担する。さらに開学すれば助成金など多額の公金が加計学園に流れることになる。 関与を強く否定した安倍首相は「働きかけがあれば、責任を取る」と明言していたが、内閣府から文部科学省に対して「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」と圧力をかけるような言葉が記録されている文書の存在が発覚した(朝日新聞 5月

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  • 文科省前事務次官が「総理のご意向」文書は「本物」と証言 | 文春オンライン

    加計学園の獣医学部新設を巡り、「総理のご意向」「これは官邸の最高レベルが言っていること」などと書かれた文書の真贋が問題となる中、当時の文部科学省の事務次官が、「週刊文春」の取材に応じ、「文書は物」と認めた。2016年6月から2017年1月まで事務次官を務めた前川喜平氏(62)は、「いずれも部下から受け取ったレク(説明用)資料です。これらの文書は、大臣や次官への説明用として担当の高等教育局専門教育課が作成したものです」と説明した。 文書の真贋が問題に ©文藝春秋 加計学園の加計孝太郎理事長は、安倍晋三首相が「腹心の友」と認めるほど親しい関係で、獣医学部新設を巡っては、37億円相当の今治市市有地が無償譲渡され、総事業費の半分の96億円を愛媛県と市が負担することも決まっている。 左:首相は加計氏とは学生時代からの友人/右:昭恵夫人は加計学園のこども園の名誉園長 ©共同通信社 文科省は、文書の存

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  • 50代の漂流(山本一郎) | 文春オンライン

    かねてから仕事でお世話になっていた大学の先輩が、急に退職と独立の連絡を入れてきて、なぜ急に? と思ったら役職定年だというのですよ。それまで長く勤め上げた会社を離れるのは忍びないのだろうと思っていたところ、サバサバした雰囲気で嘱託やヒラ社員での再雇用を断ったとのこと。そうですか。でも、彼みたいな現場も業界の流れも知り尽くした人が会社を去るというのは、人にとっても組織にとっても痛いんじゃないかと感じます。 もちろん、世の中にはどうしようもない50代というのもいて、会社の看板で仕事して、部下引き連れて飲みいして飲みニケーションだと勢いづいていた人たちが、その会社がおかしくなったり、肩叩かれたりして会社を去ってみると、汐の引くように人垣がなくなったりするのですよ。友人が新しくビジネスを始めたというのでそのシェアオフィスやレンタルオフィスに足を向けてみると、どこにも就職できなかった人たちが昔の勤

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  • 「週刊文春」編集長から読者の皆様へ | 文春オンライン

    「週刊新潮」等のメディアによる「週刊文春」の情報収集に関する報道についてご説明させていただきます。 まず、「週刊文春」が情報を不正に、あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりしたなどの事実は一切ありません。 私たちは毎週、締め切りギリギリまで全力で取材にあたっています。その情報収集の過程で、他メディアの動向をつかむことはしばしばあります。そうした「情報戦」は、さまざまな形で新聞やテレビなどのメディアも行っています。 「週刊新潮」の記事では、あたかも「週刊文春」が自らのスクープ記事を盗んでいるかのように書かれていますが、例として挙げられた記事においても、そうした事実は断じてありません。社会を騒がせている事件、人物等については、多くのメディアが当事者やその周辺を継続的に取材しており、その過程で他メディアの動向を把握するのは日常的なことです。ただし当然ながら、すべての

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  • オタクがオタクでなくなるとき | 文春オンライン

    ネットの時代になって、そういう希少な趣味でも同好の士を見つけることが簡単になったこともあり、国内や海外の情報サイトを漁って最新のゲーム事情、新たなゲームトレンドを追いかけたり、逆にボードゲームの過去の名作がオンラインサポートされるようになったと言われたら、海外の大学の面々と何週間もかけて「ディプロマシー」という古い古いゲームでネット対戦したりするのです。 子供のころは時間がたくさんあって、使い切れないほどの時間と足りない小遣いの間で創意工夫しながら好きを極めてきました。好きでやっているから、熱中しているあいだはどれだけ無茶苦茶をやっても疲れない無敵の自分を経験します。他人から見れば物好きでしかないのだけれど、自分にとってはそれが価値だし、やり遂げなければならないと決めた以上は「信長の野望」が描き出す戦国の世界を飛騨・姉小路家で統一したり、「シヴィライゼーション」はエジプトで遺産という遺産を

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  • 「リーガル・ハイ」「デート」の脚本家・古沢良太が語る、ヒットを生む企みの創作術 | 文春オンライン

    映画では、昭和ブームを巻き起こした「ALWAYS 三丁目の夕日」に、小栗旬がアイドルオタクを演じた「キサラギ」、大泉洋と松田龍平の破天荒な探偵っぷりでシリーズ化した「探偵はBARにいる」など。 扱うテーマは幅広く、どんな職業・立場の人間も「いかにもこういう人、いそう」「こういう人がいたらいいな」といつだって思わせてくれる。これほどまでに縦横無尽にストーリーを操り、キャラクターを造形する書き手もなかなか存在しない。 かくも自在に作品を書ける不思議。その源泉は、いったいどこにあるのか。 「これが描きたい」というものが先立ってあるわけじゃない 「それは『これが描きたい』というものが先立ってあるわけじゃないから、かもしれません。これまで、そのつどいろんな依頼に応えて書くことを続けてきて、そうすると、知らず知らずいろんな書く技術が身についてきたりします。そのうち、こういうことができるのなら、今度はこ

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  • 油裂音炸裂! 『とんかつDJアゲ太郎』作者が初めて語る「友情・努力・勝利」 | 文春オンライン

    近年のとんかつ界における最大のトピックと言えば、なんといっても『とんかつDJアゲ太郎』でしょう。渋谷のとんかつ屋の3代目である勝又揚太郎がクラブミュージックと出会ってDJに目覚める、という大人気ウェブコミックです。今年の3月に約2年半にわたる『少年ジャンプ+』での連載が完結し、単行も5月2日に10巻目が出て、さらに次の11巻が最終巻となる予定になっています。 そこでジャンプ編集部にお邪魔して、作者のおふたり、漫画担当の小山ゆうじろう先生と原案担当のイーピャオ先生にお話を伺ってきました。 おふたりのガッツリとんかつ語りを、どうぞご賞味ください! ヒップホップ×森繁久彌で生まれた物語 ――日はどうぞよろしくお願いします。まず『とんかつDJアゲ太郎』という作品は、どういうアイデアで始まったんでしょうか。 小山ゆうじろう先生(以下、小山):この作品より以前にジャンプのギャグマンガの賞にひっかか

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  • DeNA採用担当者が就活女子大生をホテルに連れ込み | 文春オンライン

    DeNA社の入る渋谷ヒカリエ ©共同通信社 「かつてDeNAは、私にとって憧れの企業でしたが、未練は全くありません。あの晩の出来事を思い返す度に、やりきれなさがこみ上げてきます」 小誌に涙ながらに告発するのは、昨年、DeNAの入社試験を受けたA子さん(23)だ。 DeNAといえば、1999年に南場智子氏が創業して以来、瞬く間に東証一部に上り詰め、今ではプロ野球球団も保持する“ベンチャー企業の雄”。都内の有名大学に在籍していたA子さんがその門を叩いたのは、昨年春のことだった。 選考の過程でA子さんは、同社の面接担当者である20代の男性社員X氏との〈事をしながらの面接〉に臨むことになった。 「メールに記された日程候補はいずれも19時から22時までの遅い時間帯でした。違和感を感じましたが、『選考だから』と割り切りました」(A子さん) 最初の居酒屋での面接の後、X氏に「時間があるからもう少し、

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  • 世界で数人“戦闘機カメラマン”徳永克彦の仕事とは? | 文春オンライン

    全世界で“神業”と賞賛され、30年以上のキャリアを誇る航空写真家・徳永克彦氏。美しく迫力ある戦闘機の写真は、どのように撮影されるのか。“空撮職人”としての徳永氏の仕事を、ノンフィクションライター武田頼政氏が描く。今年3月1日に発売された戦闘機の写真集『蒼空の視覚 Super Blue3』から、選りすぐりの作品も特別公開。 ◆ ◆ ◆ 年間300日は撮影や交渉で海外へ 徳永克彦は、戦闘機空撮カメラマンとして世界屈指の存在である。これまで欧米、ロシア、中東、アジアに至るまで、34ヵ国の空海軍を訪れ、60機種以上の戦闘機を撮影してきた。学生時代から頭角を現し、以来搭乗記録は30年間で1,900時間を超える。年間300日以上は撮影やその事前交渉で世界各地を飛び回る多忙な日々を送っている。

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  • 「賃貸」VS「持ち家」のくだらない論争はそろそろやめにしよう | 文春オンライン

    賃貸住宅に住んで家賃を払い続けるくらいならば、同じくらいのお金を払って住宅を「所有」したほうが良い。いつのころからこんな議論が日人の間で交わされるようになったのだろうか。 戦前は都市部の人間はほとんどが借家暮らしだった 戦後、日は高度成長の波に乗って経済大国への道をひた走ることになるが、躍進を支えたのが地方から東京、大阪、名古屋の三大都市圏に流入してきた大量の若者だった。地方出身の彼ら彼女らは、都市部の学校を出て就職し、家庭を築き、そのまま親が住む地方に戻ることがなかった。彼らが都市部で家を持とうとしたのは、地方では「家を持つことがあたりまえだった」からである。実は戦前は、都市部の人間はほとんどが借家暮らしで、家を持つという発想はそもそも希薄だったのだ。 つまり、地方の常識が、東京などの大都市での持家の需要を大幅に高めたのである。 一つのエリアに大量の人々が押し寄せて家を求めたことから

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  • ZOZOTOWN「ツケ払い」で新たなる消費者金融問題が勃発 | 文春オンライン

    女性モデル紗栄子との交際が伝えられたり、3億円で買った車が事故るなど派手な話題を振りまく事業家・前澤友作さん率いる新興ネットショップ「ZOZOTOWN」。最近になって、そのZOZOTOWNの成長を支える一角が、「ツケ払い」という名のローン事業であることでにわかに騒がしくなっているわけですよ。ツケ払いって言われるとずいぶん古典的で懐かしい商売のようにも見えます。 利用する人に金融リテラシーがあるとは限らない ついにはこのツケ払い、テレビコマーシャルも始まりましたけど、結論から言えば未成年者に事実上親の承認なく2か月後に支払いをさせるこのツケ払いサービスは、手数料(金利)を払う形のローン以外の何物でもないんですよね。いったい、このローンは誰を念頭に置いたサービスなのでしょう。決済上限が「5万4千円」という微妙な金額を見ても、5万円ですら2か月先に支払いを先のべしたいと考える、あまりお金のない利

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  • 東芝の「決算」を監査法人が最後まで認めなかった理由 | 東 芝 崩 壊 | 文春オンライン

    こんなものを「決算」とは呼ばない。 東芝は2017年4月11日、監査法人の承認を受けないまま、2016年10~12月期の「決算」を発表した。正確には「決算に関する東芝の希望的観測」だ。同社の監査人であるPwCあらた監査法人はこの決算を「適正」と認めていない。前代未聞の事態である。 監査人の「結論不表明」の決算 18時40分、発表資料が配られた。 四半期レビュー報告書の結論不表明に関するお知らせ 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。 しかしながら、「結論の不表明の根拠」に記載した事項により、当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手することができなかった。 === 意訳すれば東芝の監査人であるPwCあらた監査

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  • 東芝、西田元社長直撃「WH買収は最適な判断。問題はマネジメントだ」 | 東 芝 崩 壊 | 文春オンライン

    詳しくは4月6日発売の週刊文春の拙稿「東芝〝原発大暴走〟を後押しした安倍首相秘書官 今井尚哉」をお読みいただきたいが、東芝の原発推進の舞台裏について、渦中の人物が口を開いた。 佐々木氏の前、ウエスチングハウス買収時に社長を勤めた西田厚聡氏である。 3月30日の夜、横浜市にある西田氏の自宅を訪ねると、西田氏はインターホン越しに30分近くインタビューに応じた。 会長になってからは会っていません ――ジャーナリストの大西と申します。会長いらっしゃいますか? 私ですが。 ――東芝の原発事業のことをいろいろ調べていまして、その中で田窪昭寛さんという人物に行きあたりまして。田窪さんと当時エネルギー庁次長だった今井尚哉さんの関係について調べております。 田窪っていうのは東芝にいた田窪ですか? 僕は彼とはそんなに仕事したこともないから、それは知ってはいますけどね。何も言えませんよ(苦笑)。 ――田窪さんが

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  • お前らの賃金は上がらないのに「完全雇用」で人手不足の日本 | 山本一郎|文春オンライン

    よく「何とかの若者離れ」っていうじゃないですか。バイクや釣りのような趣味から、伝統芸能や工場熟練工の現場まで、募集したって人が集まらないとかいう各種「守るべきもの」の数々。流行りすたりはありますよね、というレベルに留まらず、すべての面において後継者不足、人手不足は以前から問題になっておったわけであります。 経済学者であれば、賃金が支払われない魅力的ではない現場に人は集まらない、効用が低いから見捨てられた領域なんだよ黙って滅べ馬鹿どもめ、と煽ってきそうな話です。だけど、例えば44歳の私が子供のころは「水泳と自転車とスキーができないのは親の責任」と言われて育って、やりたくもないスキーをやりに寒いところへ親に連れていかれてスキースクールに放り込まれた経験があります。なんでわざわざ冷たい雪の中を派手なウェア着てずるずるとボーゲンで麓まで降りてくるのに金を払わなければならないのでしょう。理不尽だ。世

    お前らの賃金は上がらないのに「完全雇用」で人手不足の日本 | 山本一郎|文春オンライン