元船橋市議でジャーナリストの立花孝志氏が、今月4日、森友学園の籠池泰典前理事長と3時間半にわたって大阪で面談した。前日、立花氏は籠池氏の長男・佳茂氏とフェイスブックで知り合い、お互いに気になっていた3月6日の森友学園の産廃業者社長の急死について、情報交換のための場をもうけることになったのだ。見えてきたのは、土地の値引きや小学校認可申請取り下げに関して、籠池氏の持つ情報の薄さだ。核心である「8億円のゴミ」の根拠も把握していなかった。 ■2回目のゴミ 森友問題の最大の肝は国有地払い下げで8億円が値引きされた根拠である2回目のゴミの発見だが、驚くことに籠池氏はゴミを確認していなかった。 「(2016年3月ごろ)施工業者の藤原工業関係者が落ち込んだ表情で打ち合わせをしていたんです。『またゴミが出てきたんですわ』と言われた。これ以上開校を延期できないと思って、近畿財務局、本省(財務省)に掛け合うこと