ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (31)

  • 「アニマルワールド展」開催! | 青い日記帳 

    加島美術にて「アニマルワールド展〜日画の動物ってこんなにかわいい!〜」が開催されます。 http://www.kashima-arts.co.jp/ 昨年、「渡辺省亭展」でおおいに賑わった加島美術が今年もさらに注目を浴びそうです。2月から始まる「アニマルワールド展」では、江戸時代に描かれたかわいい動物たちが大集合します。 江戸の大家から近代絵画の巨匠の作品までガラスケースなしに見られるのも鹿島美術さんの大きな魅力のひとつです。 円山應挙 「雪柳狗子図」 絹 着色 紙115×49cm / 全体211×66cm 作品を間近で見ると、描かれた動物の毛並みやその艶感など、ガラス越しではなかなか感じることのできない生の作品の持つ独特の味わいと迫力を存分に堪能できます。所謂「もふもふ感」が3倍増しとなります。 毛描きで有名な森祖仙の猿の絵は、何度か観ているとは思いますが、ガラスケース無しとなると

  • かみさんが選ぶ「2017年 展覧会ベスト10」 | 青い日記帳 

    酉年も今日を含め残すところあと3日となりました。取り敢えず年末の大掃除も終わらせ山積みとなっていた資料やも少しは片付けることができました。 毎年恒例となりました、今年観た展覧会のベスト10を発表したいと思います。まず今日は、自分が選んだベスト10や専門家が選ぶ「ベスト展覧会」よりも好評の、うちのかみさんが選んだ今年のベスト展覧会を発表します。 今年一年を振り返りつつ楽しんでいただければ幸いです。 かみさんが選ぶ「2017 展覧会ベスト10」 1位:「ミュシャ展」 「ミュシャ展」 会期:2017年3月8日(水)〜6月5日(月) 会場:国立新美術館 大きさ量そして質すべてが満足。作品も魂が込められていてどれも素晴らしかった。この10年の中で考えてもベスト1の展覧会。 2位:「吉田博展」 「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」 会期:2017年7月8日(土)〜8月27日(日) 会場:東郷青児

  • 2017年 展覧会ベスト10 | 青い日記帳 

    今年もたくさんの展覧会を観ることができました。都内だけでなく初めて訪れた地方の美術館に新鮮な発見を見いだせた一年でもありました。 因みに今日でこのブログを始めて13年と172日となります。これもひとえに支えてくれた家族と駄文を読んで下さる皆さんあってのこと。いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。 長く続けていると、こんな駄ブログでも多方面から原稿の依頼等があったりと大変有難いことです。中東や中国に大きな展覧会が持って行かれるまでは続けていければと思っております。 一昨年から始め好評を博している「あなたが選ぶ展覧会」は、年明けに行いたいと思っております。今しばらくお待ちください。 皆さんもご自身のブログで同じように今年の展覧会を振り返るような記事書かれた方いらっしゃいましたら是非是非トラックバック送って下さい! Facebookページ「青い日記帳」でも大歓迎です。 前置きが長くなりましたが

  • 中之島香雪美術館がオープンします。 | 青い日記帳 

    「中之島香雪美術館」が2018年3月21日(水・祝)にオープンします。 お宝中のお宝が惜しげもなく…この春大阪に開館する「中之島香雪美術館」のココがすごい! 場所は、大阪市北区中之島に建つ超高層複合ビル「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」高級ホテルやオフィスが入居するこのビルの4階に中之島香雪美術館が入ります。 http://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/ 展覧会スケジュールも発表になっています。 中之島香雪美術館 開館記念展 「珠玉の村山コレクション 〜愛し、守り、伝えた〜」 I 美術を愛して 2018年3月21日(水・祝) 〜 2018年4月22日(日) Ⅱ 美しき金に心をよせて  2018年4月28日(土) 〜 6月24日(日) Ⅲ 茶の道にみちびかれ  2018年7月7日(土) 〜 9月2日(日) Ⅳ ほとけの世界にたゆたう  201

  • 『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』 | 青い日記帳 

    講談社より刊行された『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』を読んでみました。 『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』 角田 恵理子 (著) 日美術の人気は一時のブームではなく、絵画鑑賞の楽しみの大きな柱としてここ10年でしっかりと成長した感があります。 今年は西洋美術の素晴らしい展覧会が手ぐすね引くように大勢待ち構えていますが、日美術も負けてはいません。東京国立博物館「名作誕生−つながる日美術」、静嘉堂文庫美術館「歌川国貞展」など見逃せない日美術の展覧会が控えています。 http://meisaku2018.jp/ 画面の中に文字が日美術ではしばしば書き込まれているのを目にされたことが多いはずです。西洋美術には見られない、日美術のひとつの大きな特徴と言えます。 例えば、展覧会で人気の浮世絵師・歌川国芳の「寄せ絵」にもよく見ると何やら文字が書かれていま

  • 年末年始に読みたい10冊のアート関連本 | 青い日記帳 

    年末年始、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)における、主な美術館と博物館の休館情報を、はるろどさんがブログにまとめて下さってます。 森アーツセンターギャラリー「THE ドラえもん展」と森美術館「レアンドロ・エルリッヒ展」は元旦も休まず開館していますが、基的に年末年始はお休みの美術館・博物館がほとんどです。 展覧会へ出かけずとも、自宅や帰省先で時間を持て余してしまい方も多いのではないでしょうか。 そこで、年末年始に読んでおきたいアート関連のを10冊ほどセレクトしてご紹介します。10冊とも発売になったのが新しいものを出来るだけ揃えました。(古いだと絶版となっていて読みたくても古でしか手に入らないなんてことあります。) 「アート関連書籍」10冊セレクトするにあたり、内容に偏りなく、なるべく広範囲で「アート」を捉えました。勿論自分が読んで面白かったものだけを紹介します。お気に入りの一冊に

  • プロが選ぶ「2017年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    年末恒例の新聞各紙に掲載される専門家が選んだ「今年のベスト展覧会」をご紹介する時期となりました。仕事納めもすまされゆっくりなさっている方も多いのではないでしょうか。 さて、この「プロが選ぶ展覧会」をまとめて今年で10年目となりました。2008年のベスト展覧会にはどんなものが入っていたのかあらためて振り返ってみると、「対決―巨匠たちの日美術」や「ハンマースホイ展」など今では伝説化している素晴らしい展覧会が目に留まります。 さてさて、今年はどの展覧会が美術の専門家(プロ)から高い評価を得たのでしょう。掲載日の早い順に、毎日・朝日・讀賣の順でご紹介します。 尚、各紙面にはより詳しい解説やアート界の一年を振り返る記事が掲載されています。是非そちらもご覧ください。 毎日新聞 2017年(平成29年)12月13日(水曜日)夕刊 この1年 〔美術〕 「見栄え」「忖度」を超えて 2017年の展覧会3選

  • 「上原コレクション名品選」 | 青い日記帳 

    上原美術館で開催中の リニューアル記念「上原コレクション名品選―印象派の絵画から平安の仏像、写経まで―」に行って来ました。 日一理想的な展示空間を備えた上原美術館へ行ってみよう! http://uehara-museum.or.jp/ 伊豆半島の突端、下田にある上原美術館は、平安・鎌倉期の貴重な仏像や、奈良時代の写経など仏教美術が上原美術館のひとつの大きなコレクションの柱となっています。 また、もうひとつ、モネやピカソ、黒田清輝、小林古径といった西洋絵画と日の近代絵画のコレクションも充実しています。粒ぞろいの作品が多く個人コレクションの良さが出ています。 自然美豊かな恵まれた環境にあり、都心の美術館とは一味も二味も違った良さを持っている美術館です。大正製薬株式会社の名誉会長を務めた上原正吉・小枝夫の寄付により1983年に誕生した上原美術館。 この度、展示室拡張を兼ねた大幅リニューアル

  • ルーブル・アブダビが508億円で落札されたダビンチの「救世主」を展示 | 青い日記帳 

    2017年11月15日。ニューヨークのクリスティーズで競売にかけられたレオナルド・ダ・ヴィンチ幻の名作「Salvator Mundi(救世主)」。 総額およそ4億5000万ドル、日円にして約508億円で落札され、世界中の話題となりました。 史上最も偉大で有名なアーティストの1人が描いたサルバトール・ムンディは、イタリアのルネサンス期の巨匠が描いた20点に満たない現存絵画の1つ。1500年前後の作とされ、救世主キリストの半身像を描いた油絵で、正面を向いて流れるような青と深紅のローブをまとっている。この人物は左手に水晶球を持ち、右手を上げて祝福を与えている。「男性版モナリザ」が508億円 幻のダ・ヴィンチ作品が史上最高額で落札 現存するダ・ヴィンチ作品が10数点しかないことを考えれば、これくらいの額になってもおかしくありません。 オークション終了後に真っ先に話題となったのは、金額ではなく、落

  • 『美人画ボーダレス』 | 青い日記帳 

    芸術新聞社より刊行となった『美人画ボーダレス』を読んでみました。 『美人画ボーダレス』 芸術新聞社・監修 以前こちらでご紹介した池永康晟監修の『美人画づくし』の続編でも第二弾でもありません。 美人を扱っていることに変わりはありませんが、ある意味似て非なるです。 『美人画づくし』 『美人画づくし』が池永氏同様に日美術の伝統的な技法や顔料である岩絵具を用いて作品制作を行っている画家を紹介したものでしたが、今回新たに発売となった『美人画ボーダレス』では、それ以外の技法で美しい女性像を表現している現在活躍中の18組の作品を掲載しています。 その技法は多岐に渡り、油彩、水彩をはじめとしアクリル、版画、そしてデジタルによるイラストレーションで描かれた女性像がびっしりと収録されています。 吉井千恵、松潮里 池永康晟が主としてセレクトした『美人画づくし』に対し、『美人画ボーダレス』では編集者自らが足

  • 十和田市現代美術館が撮影可能になりました。 | 青い日記帳 

    十和田市現代美術館が、10月7日(土)より、これまで撮影禁止となっていた常設展有料エリアで、一般のお客様の個人的な利用目的に限り写真撮影が可能になりました。 これは嬉しいニュースです。 十和田市現代美術館 TOWADA ART CENTER http://towadaartcenter.com/ 十和田市の官庁街通り(駒街道)の一角に2008年に開館。「日の道100選」に選ばれた官庁街通りの景観を損なうことのない、開放的で外観も美しい美術館です。 豊島美術館や軽井沢千住博美術館を手掛けた若手人気建築家、西沢立衛氏が、ほかの美術館にはない特徴的な建物を創り上げている十和田現代美術館。 屋外に展示してある草間彌生作品などはこれまでも撮影可能でした。 市民に開かれた美術館を目指すことを象徴するかのように、入館しなくても美術館周り(屋外)にある数々の現代アート作品を鑑賞できます。 十和田現代美術

  • 映画『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』公開 | 青い日記帳 

    ヒエロニムス・ボス(Hieronymus Bosch 1450年頃 - 1516年)をご存知ですか。アートファン以外には残念ながらほとんど名前が知られていない画家です。 ネーデルラント(フランドル)を活動の拠点とし、ヨーロッパ各地の王侯貴族から依頼を受け作品を描きました。その作風は他の誰とも違うボスだけの世界観を有しています。 「快楽の園」プラド美術館蔵 多くの人間とともに、見たこともないような奇怪な生き物たちが、自然に描き込まれています。映画『スター・ウォーズ』もボスに影響を受けたのではないかと思ってしまうほど斬新です。 実際に、ボスは後世の画家たちに多大な影響を与えました。最もそれが顕著なのが同じフランドルの画家ブリューゲルでしょう。同じような異世界の生き物たちを巧みに描いています。 他にもルーベンスやあのダリやマグリットもヒエロニムス・ボスを敬愛し自分の作品に取り入れています。 しか

  • 「ルノワール展」が銀座の画廊で開催されます。 | 青い日記帳 

    銀座の画廊(ギャラリー)ってとても敷居の高い印象がありますよね。 一歩足を踏み入れたら最後、契約書にサインするまで帰してくれない…それはまぁ言い過ぎとしても、一般の展覧会に比べたら入りにくいものです。 http://www.tamenaga.com 銀座7丁目にある「ギャルリーためなが」で、来月から「ルノワール展」が開催されると耳にしたのはつい最近のこと。 銀座のギャラリーでの展覧会なので数点しか出ないと思いきや、30数点もの作品、しかも油彩画が展示される立派な「ルノワール展」なのでした。 ピエール=オーギュスト・ルノワール「野原、木立、そして女性たち(カーニュ)」 あらためて説明するまでもなく、ルノワールは、印象派の巨匠のひとりとして、世界中の人々に最も愛されている画家のひとりです。 美しさ、楽しさ、そして愛らしさを生涯のテーマとして描いた作品には、見る人すべてを包み込むやわらかな愛情が

    「ルノワール展」が銀座の画廊で開催されます。 | 青い日記帳 
  • 「横山美術館」10月1日、名古屋に誕生。 | 青い日記帳 

    2017年10月1日に明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する美術館「横山美術館(ヨコヤマビジュツカン)」が名古屋にオープンします。 http://www.yokoyama-art-museum.or.jp/ 公益財団法人 横山美術館は理事長である横山 博一(ヨコヤマ ヒロイチ)氏が、1998年から個人で収集してきた明治時代以降日で作陶し、欧米等の海外に輸出された陶磁器(里帰り品)を中心に約3,000点を後世に残す目的で設立した公益財団です。 名古屋市は、かつて海外へと輸出される陶磁器生産の一大拠点であり、特に名古屋市東区には多くの陶磁器工場や貿易商社が立ち並んでいたそうです。 海外に渡った、近代日の礎を築いた陶磁器を里帰りさせて、この地で後世に残す為に、横山美術館を建設。 中々一般には馴染みの薄い輸出陶磁器ですが、横山美術館の誕生により陶磁器ファンの方はもとより、芸術や文化を愛する方

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  • 「素心伝心」 | 青い日記帳 

    東京藝術大学大学美術館で開催中の シルクロード特別企画展「素心伝心 クローン文化財 失われた刻の再生」に行って来ました。 http://sosin-densin.com/ 何の展覧会なのだかさっぱり見当もつかないタイトル「素心伝心」や、何やら怪しい響きのする「クローン文化財」といった言葉。そしてちょっと不気味なチラシ。 敢えてそうしたのか、定かではありませんが、ゴッホやアルチンボルトそれに運慶といった華々しい展覧会が開催されている上野で最も謎めいたタイトルの展覧会が「素心伝心 クローン文化財 失われた刻の再生」であることは疑う余地もありません。 でもでも、見た目や印象だけで選んでしまうと良い展覧会をみすみす見逃すことになりかねません。「素心伝心」実に素晴らしい展覧会でした。 クローン文化財:法隆寺釈迦三尊像復元 クローン文化財:法隆寺金堂壁画焼損前復元 法隆寺のご尊・国宝釈迦三尊像を3D

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  • 小学館『ニッポンの国宝』の編集部に行って来ました。 | 青い日記帳 

    発売前よりSNS上で話題となっていた『ニッポンの国宝 100』 『週刊 ニッポンの国宝100 1 阿修羅/風神雷神図屏風』 分冊百科として9月5日発売となった第一号を皮切りに、週に1冊ずつ計50号まで様々な国宝を取り上げ、これまでにない切り口で紹介していく「国宝百科事典」です。 週刊ニッポンの国宝100|小学館 公式サイト 1冊で2つの国宝を大きく取り上げていますが、関連する国宝や今観られる国宝なども紹介されているので、50冊で100件の国宝ではなく、約300〜400件の国宝に出会えることが出来ます。 ネットでも「こんな付録をつけて500円で大丈夫なのか小学館…」と心配する声が上がっていますが、自分も実物を手にして同じ気持ちになりました。 特別付録 鳥獣人物戯画柄トラベルケースは、これ単体でも500円では到底買えないクオリティです。 初回は500円で次号から三倍の価格に跳ね上がるなんてこと

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  • 『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』 | 青い日記帳 

    新潮社(とんぼの)より刊行となった『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』を読んでみました。 『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』 岡田 秀之 (著) 長沢芦雪(ながわさろせつ)ってなんか損な役回りをしている絵師のように思えてなりません。名前も「長沢蘆雪」、「長澤蘆雪」などと表記されることもあり落ち着きません。 若冲が「わかおき」とよまれてしまう愛らしさ、親しみやすさがあまり感じられません。可愛らしいワンコの絵は描いているのですけどね。 長沢芦雪「降雪狗児図」「月夜山水図」 そもそも、活躍したタイミングもあまりよろしくないのです。 伊藤若冲(1716年〜1800年) 曾我蕭白(1730年〜1781年) 円山応挙(1733年〜1795年) 京都で活躍した若冲をはじめとする今人気絶頂の絵師たちよりも、芦雪はひと世代あとの生まれとなるのです。 長沢芦雪(1754年〜1799年) つまり

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  • 『塩谷亮画集』 | 青い日記帳 

    求龍堂より刊行となった『塩谷亮画集』を読んでみました。 『塩谷亮画集』 1975年生まれ、現在42歳の写実画家・塩谷亮(しおたにりょう)待望の初画集です。 念のため言っておきますが、写真ではなく絵画です。以下全て。 「紫」油彩・板 「草音」油彩・キャンバス 「晩春近江」油彩・キャンバス 塩谷氏の凄いところは、人物画でも風景画でも非常に高いレベルでの仕事を一見難なさそうにやってのけることです。 写真で撮るよりも美しく繊細な絵画を描き出す技術は、一朝一夕に身に付けられるものではないことだけは素人の自分にも分かります。 しかし、塩谷氏レベルの写実絵画を描くには単なる努力の積み重ねだけではどうにもなりません。「天才」なんて言葉を使うととてもチープに感じてしまいますが、それ以外に塩谷氏の作品を表現する言葉が見当たりません。 <目次> WORKS PROLOGUE 塩谷亮〜写実絵画のゆくえ/篠原弘 W

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  • 『サライ』「奇想建築」特集 | 青い日記帳 

    小学館から刊行された『サライ 2017年 07月号』を読んでみました。 『サライ 2017年 07月号』 普段仕事以外の話を滅多にしない同僚から、「今月号の『サライ』見た?」と聞かれ美味しいものや旅行ネタの話かな〜と思ったのですが、意外や意外建築の話題でした。しかも「奇想建築」の! 「奇想」というと、若冲をはじめとする江戸時代の絵師が残した絵画を思い浮かべますが、なんでも「奇想建築」と称される建物があるそうで、それが今静かなブームとなっているらしいのです。 「奇想建築」とは、異なる文明や文化が衝突し生み出された、それまでにない斬新な意匠の建築物をさします。古くは大陸から仏教をはじめとする新しい文化が伝来した頃まで遡れます。 しかし、現在我々が実際に目にすることの出来る「奇想建築」は主に明治時代以降に訪れた最も激しい文明の衝突によって生まれた建造物たちです。 『サライ 2017年 07月号』

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  • 「生誕100年 長沢節展」で貴重なファッション・ショウの動画上映が行われます。 | 青い日記帳 

    弥生美術館で開催中の「生誕100年 長沢節展 〜デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長〜」はもうご覧になられましたか。 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ 今年(2017年)に惜しまれながら閉校した美術学校セツ・モードセミナー。 ファッションデザイナーの川久保玲さんや山耀司さん、写真家のホンマタカシさん、人形作家の四谷シモンさん、漫画家の安野モヨコさん、女優の樹木希林さん、イラストレーターのペーター佐藤さん、そして建築家の安藤忠雄さんといった各界で日を世界を代表するクリエーターたちを数多く輩出した伝説の学校です。 セツ・モードセミナー外観 http://www.setsu-mode.com/ カリスマの名に相応しい長沢節氏(1917〜99年)の生誕100年を記念するとともに、セツモードセミナー最後の「企画」として根津にある弥生美術館で展覧会

    「生誕100年 長沢節展」で貴重なファッション・ショウの動画上映が行われます。 | 青い日記帳