ブックマーク / blog.goo.ne.jp/shogi-daichan (4)

  • 竜王戦ほか - daichanの小部屋

    既報の通り、月曜日は竜王戦1組にて、三浦九段の復帰戦が指されました。 夕休のあたりでは三浦九段が優勢に見えたのですが、実際は難解だったようで、結果は大熱戦の末、羽生三冠の勝ち。 素晴らしい内容の将棋になって、佐藤会長も感謝を述べておられましたが、当に良かったと思いました。 また、やはりトップ棋士はすごいと、心底思いました。 この対局は非常に多く報道していただき、そのほとんどは温かい内容で、この点も当に良かったです。 棋士の真剣な対局姿が、注目を集めるというのが、将棋界として一番大切なことです。 三浦九段のことについては、「第三者の公正な調査によって疑いが晴れた」ということを、広く知ってもらえるようにと思っています。 昨日まで行われていた王将戦は、郷田王将が1番返し、佐渡(第5局予定地)の方々はきっと喜んでおられることと思います。 こちらも、特に終盤戦が非常に面白い将棋でした。 2日目に

    竜王戦ほか - daichanの小部屋
  • 辞任会見等 - daichanの小部屋

    既報の通り、谷川会長が辞意を表明しました。 水曜日の午後、急遽開くことになった記者会見に同席。 おそらく自分の人生で、こんなことは二度とないでしょう。 見たこともないような、マイクとカメラの数でした。 時をほぼ同じくして島常務も、辞任を表明しました。 私自身としては、当面の事後処理に関して、引き続き全力を尽くします。 一連の経緯について反省・総括等、きちんとすべき立場なのかもしれませんが、それにふさわしい時と場所ではないと思いますので、ブログであれこれ書くことは控えます。 火曜日に竜王就位式があって以降、記者会見のほかにも理事会の開催、役員選挙・臨時総会・理事会の準備等、当に休む間もない日々でした。 ただその間、明るいニュースもひときわ多い一週間でしたので、それらの話題は明日、改めて書きたいと思います。 また、いまはいろいろな思いを抱え込んだまま、目の前の仕事に当たっている状態ですが、こ

    辞任会見等 - daichanの小部屋
  • 報告 - daichanの小部屋

    クリスマスイブの対局は、藤井新四段が素晴らしい内容でデビューを飾りました。 新聞、テレビ等各種メディアで大きく取り上げられ、将棋界にとっては大変明るい話題でした。 そして週明け月曜日、昨日火曜日と、第三者調査委員会からの調査報告と、それに基づく記者会見が行われたのも既報の通りです。 こちらは大変深刻な話題でした。 一理事として、また一棋士として、将棋ファンの皆様に心よりお詫び申し上げます。 今回のことは将棋界に大きな傷と教訓を残しました。 今後このような事態を引き起こさないこと、そして三浦さんの名誉回復に努力することはもちろんです。 また来年は将棋界全体としても、ピンチをチャンスに変える発想で、良い方向に変わっていかなくてはいけないと強く思います。 そして、先輩棋士の訃報がありました。 つい最近も対局されていましたし、突然のことに驚きました。 謹んでご冥福をお祈り致します。 わが身を振り返

    報告 - daichanの小部屋
  • 記録係とか - daichanの小部屋

    内部的なことではありますが、今期順位戦から、B2以下はチェスクロック(=1分未満切り捨てではない)方式に変わりました。 また夕休までは、隣り合わせの2局の記録を同時に1人の奨励会員が取る場合があります。 いずれも記録係不足に対応するための措置です。 実はおとなりの囲碁界ではもうだいぶ前から、多くの対局では棋士が自分で時計を押し、棋譜は勝者が提出するようになっています。 しかし将棋界としては従前通り、記録係が棋譜を書き秒読みをするという伝統を維持していくことを、選択したということです。 昼・夕の休憩時間についても、6/10の総会後は10分ずつ短縮し、終局が深夜に及ぶケースを軽減していく予定です。 すこし大げさな言い方かもしれませんが、社会規範に合わせながら伝統を守っていくことは、あらゆる文化に共通の課題です。 常務会や月例報告会の場でも議論を重ねた結果、このような形式に落ち着きました。

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