ブックマーク / jp.rbth.com (12)

  • 背筋が寒くなるソ連アニメ3作:人生に絶望させてくれる実存的恐怖

    なぜ、たいていのロシア人は、むっつりと押し黙り、悲観的に見えるのか?ここに一つの解答があるかもしれない。それは彼らの子供時代にさかのぼる。ソ連時代のテレビは、死、喪失、そして無駄な試みといった実存的なテーマをもつ、実に不気味なアニメを放映していた。そのなかでもとくに重苦しいものをいくつか選んでみた…。 ソ連のアニメは巨大産業で、子供のための娯楽だけでなく、いわゆる「大人のためのアニメ」も生み出した。だが、「大人のための…」といっても、セックス、冒涜、アル中などはほとんど含まれていない。いや、そんな類のものとはぜんぜん違うのだ。 「大人のアニメ」の多くは、人間のようにしゃべる動物など、子供向けのテーマで始まるが、やがて重苦しいストーリーの展開を経て、暗い帰結に至る。しかも、そういう「大人のアニメ」には、放映時間が指定されていなかったため、あらゆる時間帯で放送される可能性があった。その結果、ア

    背筋が寒くなるソ連アニメ3作:人生に絶望させてくれる実存的恐怖
  • インスタウィーク: 国際宇宙ステーションから見た地球という財宝

    カリフォルニアからカムチャツカまで、サハラからニュージーランドまで、ロシア人宇宙飛行士のセルゲイ・ヴォルコフは地球上のさまざまな都市、山や砂漠の見事な宇宙からの写真をシェアしている。

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  • ユーチューブでロシア映画週間

    この間、200以上の良質のロシア映画を無料で鑑賞することができる。そのうち100以上は、国際映画賞で受賞したもの。 ユーチューブ・ロシアの広報部によると、プログラムにはソ連時代の名画も最近のブロックバスターも含まれている。例えば、以下の映画監督によるもの――アレクセイ・ウチーチェリ、ウラジーミル・メンショフ、アレクセイ・バラバノフ、セルゲイ・ボドロフ、チムール・ベクマムベトフ、アンドレイ・ズヴャギンツェフら。

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  • ロシアの地方の不思議な紋章

    ロシアの地方の紋章の多くは、外国人だけでなく、ロシア人をも驚かせる。シベリアでは古代の岩絵、ボルガ川流域ではタマネギ畑の神の全能の目がシンボルとして描かれ、トラクターと工場のあるソ連風紋章もある。 ロシアではピョートル大帝の活動に関連し、17世紀に紋章が発展し初めた。当初はヨーロッパの真似をするばかりであったが、やがて独自性が生まれていった。ソ連時代に、この伝統は中断していたが、ソ連崩壊後、ほとんどの市町村がロシア革命以前の紋章を取り戻した。 u30c1u30a7u30ebu30ccu30a3u30b7u30a7u30d5u30b9u30afu5730u533au7ae0uff08u30b6u30d0u30a4u30abu30eau30a8u5730u65b9uff09u6050u7adcu3002u8003u53e4u5b66u8005u304cu6570u5e74u524du3001u

    ロシアの地方の不思議な紋章
  • 日露沿岸警備隊が合同訓練実施

    ロシアの沿岸警備隊の合同訓練が実施された。ロシア連邦保安庁サハリン州国境警備局広報課がこれを伝えている。 2000年から行われているこの訓練は今年、日の領海で開催された。 サハリンの警備艇の乗組員と日の関係者は、石狩湾で覚醒剤の密輸船に見立てた船を拘束する訓練を行った。合同訓練を見守ったのは、ロシア連邦保安庁サハリン州国境警備局のセルゲイ・クドリャショフ局長と、日海上保安庁第1管区海上保安部の坂野公治部長。 *元記事(露語) もっと読む:アジアへのロシア製兵器輸出>>>

    日露沿岸警備隊が合同訓練実施
  • プーシキンが偉大である10の理由 - ロシア・ビヨンド

    6月6日は、ロシアの大詩人アレクサンドル・プーシキンの誕生日、そしてロシア語の誕生日。誰もがなぜプーシキンを知らなければならないのか、またなぜプーシキンがロシア文学の最重要な財産なのかを、ロシアNOWがご説明する。 1.現代ロシア語を創った。 プーシキン(1799-1837)は間違いなく、現代ロシア語の確立者とされている。それまで代々の皇帝に捧げる頌詩を書くのに用いられていた古典的規範文体を放棄し、高踏的な文体と生きた会話語の境界を克服した。彼の作品は、現在もなおロシア人が書き、話している言葉で書かれている。 2.ジャンルの多さの記録保持者 プーシキンの創作は、信じられないほどに広範だ。古典的頌詩、ロマン主義的長編詩、愛と世俗の抒情詩、韻文小説(詩型小説)、歴史的戯曲、リアリズム散文、中編・短編小説、昔話、紀行文などだが、彼の創作ジャンルのリストはそれでも足りないくらいだ。 自画像、182

    プーシキンが偉大である10の理由 - ロシア・ビヨンド
  • カラシニコフ製服とアクセ発売へ

    ロシアの武器大手「カラシニコフ」社が、初のアパレルとアクセサリーのラインを2016年末までに発売する。 「当ブランドの独自の衣服と付属品がないなんて理解できないよ」と同社営業部のウラジーミル・ドミトリエフ部長は、「イズベスチヤ」紙に話した。 現在、アパレルのデザインに実際に取り組んでいると、ドミトリエフ部長はロシアNOWに話した。2016年10月に先行販売される予定で、その直前に発表される。 「キャタピラーやフェラーリのような巨大企業は、独自ブランドの服の販売で全体の10%の利益をあげている」とドミトリエフ部長。カラシニコフのアパレルやアクセサリーの需要は消費者の間で高まるのでは、と同社は考えている。 報道写真 経済制裁もファッション市場進出を後押し ファッション市場への進出を後押ししたのは、欧米による経済制裁のようである。欧米はカラシニコフ社を、他のロシアの兵器メーカーと同様、制裁対象リ

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  • ソ連のポスターが描く悪習の数々

    6月1日、ロシアでは電車内、プラットフォーム上、および長距離輸送手段での禁煙に関する法律が発効した。この禁煙措置はまた、レストラン、カフェ、ホテル、店舗やモールにも適用される。ロシアNOWはこの機会を利用して、様々な悪習がソ連時代にどのように対処されていたのかを取材してみることにした。//タバコは毒。5のタバコから抽出されたニコチンは、ウサギを致死させるのに十分な量です。100分では馬の致死量となります。タバコを止めましょう! N. Ignatyev 6月1日、ロシアでは電車内、プラットフォーム上、および長距離輸送手段での禁煙に関する法律が発効した。この禁煙措置はまた、レストラン、カフェ、ホテル、店舗やモールにも適用される。ロシアNOWはこの機会を利用して、様々な悪習がソ連時代にどのように対処されていたのかを取材してみることにした。

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  • 喫煙は健康: ソ連時代のたばこの広告

    「喫煙はあなたの健康に有害です」。 この文に聞き覚えがないだろうか? このことを知っている人はごく少数だが、1923年から1929年のソ連で、喫煙は幅広く促進されていた。例えば、タバコを購入すると、抽選で馬や牛が当たるといった懸賞が消費者に提供された。 アーカイブ写真

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  • ソ連製スーパーヒーロー6人

    ピオネール(共産主義少年団員)、民警、諜報員は、いわばソ連時代の最初の「バットマン」たちだ。ロシアNOWは、ソ連の子供たちが手にしていた実在の人物や架空の人物のヒーローを振り返ってみた。 マリチシ-キバリチシ少年 12歳になる田舎の少年。アルカージー・ガイダールの『軍事機密の物語。マリチシ-キバリチシ少年、そのつよい決意のお話』(1933)に出てくる架空の少年(名前の背後には革命的ナロードニキのロケット工学先駆者キバリチチの姿がある)。 身なり・装備 赤軍の帽子、サーベル、旗、長いシャツに軍隊ベルト、素足 スーパー・パワー 勇気、「軍事機密」を守り通した能力 敵 ブルジョア軍=西欧資主義の象徴、マリチシ-プロヒシ(ひと瓶のジャムとひと籠のビスケットのために仲間を裏切った臆病者。名前には「悪い少年」の意味が込められている)。 献身的偉業 ブルジョア軍と戦う赤軍を助けたが、裏切りのせいで

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  • メドベージェワ優勝インタビュー

    ロシアの女子フィギュア選手エフゲニア・メドベージェワ(16)が世界選手権を制した。グランプリ・ファイナルと欧州選手権に続く3つめの栄冠。シニア移行後最初のシーズンを最高の形で締めくくった。勝利の後にどのような感情を味わったか、世界選手権は大変だったか。試合後、ロシアフィギュアスケート連盟のプレスサービスに語った。 「強靭な意思が必要だった」- 勝利から2時間が経ちました。いまどんな気持ちですか? 「いまもすっかり混乱したままです」 -フリープログラムでキム・ヨナの世界記録を更新しました。 「ただもう、ショック状態です。0.04ポイント上回りました」 - シーズンを通じてコンディションを保つのは難しいことでしたか? 「もちろん難しかったです。でも、これはスポーツです。意志力というものを示さなければなりません。意思の力でリンクに出、戦うのです。体調面では今回が一番、強い意志が必要になったスター

    メドベージェワ優勝インタビュー
  • シベリア鉄道にデビッド・ボウイ

    モスクワとウラジオストクを結ぶシベリア鉄道は、世界最長の鉄道だ。その長さは9000キロメートル超。さまざまな映画や物語に登場したこの鉄道には、 多くの伝説がある。例えば、デビッド・ボウイが1973年にソ連入りして、シベリア鉄道でウラジオストクからモスクワまで行ったという伝説だ。 デビッド・ボウイの話は以前からウラジオストクで語られていたが、非現実的で半信半疑に受けとめられていた。というのも、海軍の街ウラジオストクは1992年まで、外国人の立ち入りを一切許可しない閉鎖都市だったからだ。 都市伝説ではなかった 歴史学者で、ロシア地図協会の会員であるセルゲイ・コルニロフ氏はこう話す。「この伝説は昔からあった。デビッド・ボウイとイギー・ポップがウラジオストク市内の通りで路上ライブをしたとか、ソ連と中国の国境を違法に超えたとかいう話も何度か聞いたことがある。ただ、他に存在した作り話と同じたぐいのもの

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