ブックマーク / yamadauta.hatenablog.com (24)

  • 「キラービー」 - イラスト・ノート

    ■キラービー おはようございます。今回は、若干趣向を変えてクリーチャーチックなモンスターをデザインしてみました。 この所の例によってグリザイユで作図したのですが、やはり造型はずば抜けて楽ですね。その分勢い先行になり構造が破綻している箇所など出てくる感じですけれども…。 ■ラフ 中長期で描く物をまた構想してみました。ゆっくり詰めて行きたい。 ■メカ絵模写 ■重機模写 今回はかなりざっくりめの模写になってしまいました。 全体的に言える事ですが、概ね年内にやり残したことも無くなり、絵のほうも軌道に乗りつつあり、やや中弛みの傾向が見えますね…。生活態度もややいい加減なものに成りがちになっており、なにかと良くないなと言う所。気を引き締めて行きたい所ですが、何か起爆剤が要るかな…。 最近、こちらでお世話になっている方に「自分に満足せずに前進し続けてください」と言うお言葉を頂いた事もあって、少し考えてお

    「キラービー」 - イラスト・ノート
  • 「軍の啼き鳥」と「光の蔭」 - イラスト・ノート

    ■軍の啼き鳥 おはようございます。今日の一枚目はリメイク。 ■リメイク元(2016年作) 今回は二、三か月前に描いたもののリメイクです。難点だった人体デッサンやアングルの訂正が目的でしたが、その点は概ね上手く行ったかなと。当時夕橙様にアドバイスいただいた、アオリを描くなら背景もそのアングルに準じたほうが良い、という点もある程度踏襲致しました。 全体としてアオリのアングルが浅くなってしまった感もありますが、概ね無難に描けているかなと。 ■光の蔭 適当に構想したもの。例によってよくある構成になってしまいました。手癖で描いてもそれなりに仕上がるようになってきたようですけれど、もう少し考えて描かなければいけませんね。仕上がりを焦るようになってきたらしく、仕上げが粗いです。 ■落書き さて、昨日辺り、久し振りにガツンとやられる出来事がありガッツリ凹んでおります。絵を描く気にもならないし、下手すると

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  • 「デスサイズ」と「タイタンの拳」 - イラスト・ノート

    ■「デスサイズ」 こんにちは。また数日お休みを頂いてからの復帰です。今回の一枚目はリメイク。 ■リメイク元(2014年作) 今回のリメイク元も、人物の描写という点で特に偶然出来が良くなった一枚でした。リメイクに当り、構図的、デザイン的に悪手なものを取り除いて再構成したのですが、結果として元の一枚とはコンセプトが違う出来になったように思います。 当時とは塗り方が違うのである程度仕方ない部分ではあるのですが、リメイク元のアウトラインの曖昧な筆致が今回特に元のほうが良く見える要因になっておりますね。また、ポージングとしても曖昧さはあるものの、リメイク元のほうが躍動感と身体のバネが感じられるように思います。 今回もより「無難な」表現を選び取った結果でしょうね…どこかでこの安全策を選ぶ癖を転換しないとこの先厳しい気がしてきました。 ■「タイタンの拳」 二枚目は新作。自分の中では比較的頻繁にやっている

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  • 「フォルム:ブラック」と「落承」とサークルメンバー募集告知 - イラスト・ノート

    ■「フォルム:ブラック」 こんばんは。今日の一枚目は新作。ツイッターに流れてきたSFイラストに影響されて描いてみた物です。一通り描けている気はするのですが、ライティングが甘かったりタッチが残っている部分が粗雑に見えたり、そもそもデザインとしてあまり洗練されていない部分があったりなど、今後を見据えるからこそ見えてくる課題が山積ですね。 やはり、自分の中でもっと拘りを持てる部分や、よりやりたいと思える表現を探していく必要を感じます。明日から十月ですし、しばらくはその辺りを目標にやって行きたい。 ■「落承」 ビルの屋上から空に背面ダイブする天使、的なコンセプト。表現したい事はそれなりに形になっているのかなと思う反面、パースを意図して歪ませた部分がしつこく成りすぎていたり、そもそも描写が粗い点など、やはり練り込みの足りなさが目立ちますね。 さて、このブログは来、山田唄の属しているサークルユニット

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  • 「鬼将」と「泥岩の王」 - イラスト・ノート

    ■「鬼将」 こんばんは。今回の一枚目は新作。ソーシャルゲームの立ち絵のようなイラストを想定して描いたものです。それなりに画面の密度も完成度も高いですし、安定した出来になったと思います。コントラストが全体的にやや弱い気もしますけれど、概ねこの路線を突き詰めて行けばいいのかなと。 ■「泥岩の王」 二枚目はリメイク。 ■リメイク元(2014年作) 今回は主に人物部分に焦点を当てたリメイクでした。やはりというか、背後のモンスターの造型は以前のもののほうがカッコいいし丁寧であるように思います。このリメイク元の一枚も、自分の中でよくある偶然クオリティの高く成った一枚であるため、超えるのはなかなか難しいですね。 配色的な面では向上が見られたように思うので、引き続きディテールと装飾も強化して行きたいです。 ■人体模写練習 また若干デッサンが不安になってきたので、短期で模写練習をしてみようと思います。 さて

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  • 「侍娘」と「青髪の剣士」 - イラスト・ノート

    ■「侍娘」 こんにちは。今日の一枚目は新作。とは言え何度も描いた事のあるテーマですし、背景に色があるとは言ってもシンプルな立ち絵なので、さほど目新しい感じは無いですね。プロポーションはそれなりに上手く決まった気が致しますが、腕がやや短かったかなという所。 あとは、昨日の「輪角」同様、空きスペースの活用が上手く行っていない点がなかなか痛いです。空白を無くせば良いという物でも無いでしょうけれど、遊ばせている空間が多過ぎるとそれだけ手抜きに見えるのは仕方のない話。ポーズやアングルをもう少し練りこめばそこら辺解消出来たかもしれません。 ■「青髪の剣士」 二枚目はリメイク。 ■リメイク元(2013年作) 多少構造を複雑にして情報量を高める事にも気を遣ったものの、やはりリメイクしたもののほうがつるっとし過ぎている印象は否めませんね。寄りのカメラアングルになるとどうしても一つ一つのパーツが大きく成り個々

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  • 「輪角」と「蝕」 - イラスト・ノート

    ■「輪角」 おはようございます。今日は二枚ともリメイク。 ■リメイク元(2015年作) 一枚目はこのイラストのリメイクでした。やはり当時に比べバランスやディテール、デッサンなどが向上してはいるのですが、それだけに画面があっさりし過ぎて情報量が足りない印象を受けます。今回は余計だと思った枝葉を除いたためでもあるのですが…。現実的な問題として、アイディア量が取り戻せるまでは装飾で誤魔化すのもやむなしかもしれません。結果装飾とアイディア量両方で見せられるのが理想ではありますが。 ■蝕 ■リメイク元(2013年作) こちらも情報量や練り込みが足りない仕上がりに。単純に掛かる時間と手数に対し、画面に締める効果が少ない塗り方に成っているという事も言えるのかもしれません。今回はそれよりも、ポーズや表情の作り方の衰え、というか思い切った表現が出来なくなり、無難に纏めてしまっている点が衰退の原因としては大き

    「輪角」と「蝕」 - イラスト・ノート
  • 「深淵の守人」と「軍鬼」 - イラスト・ノート

    ■深淵の守人 おはようございます。今日の一枚目はリメイク。 ■リメイク元(2013年作) 今回もリメイク元のほうが、アイディア量や構成としては秀逸な出来であるように思います。特にリメイクのほうが構成が弱くなった理由として、昨日も申しましたカンバスの形が重要である気がしますね。あと、リメイク元の青白い肌やモンスターの表皮の色のほうが、よりコントラストを際立たせて緊張感を高めているという点も言えるかと思います。 最近とにかく無難にまとめようとしているが故の下落ですね。結果として昔とは作風が変わったわけなので、それも踏まえた進路を考えるべきなのかもしれません。 ■軍鬼 二枚目は新作。とりあえず尻が描きたかったもの。最近こう言った表現にも特に抵抗が無くなって来てるというか、むしろ積極的に使うようになった感じが自分で悲しいです。元々こう言う路線は観るのも描くのも好きでなかったんだけどなあ。人間、環境

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  • 「回遊」と「血の森の清水」 - イラスト・ノート

    ■「回遊」 こんにちは。また数日お休みを頂いておりました。今回の一枚目は新作。のびのびと空を飛ぶような気持ちのいい構成を試して観たくて描いたものです。先日夕橙様に言われた事ですが、こう言った構図と効果を狙うなら横長や縦長の画面にしたほうが良いように思いますね。描いている時はなかなか余裕がないのでそこまで思い至らないのですが、カンバスサイズを変えたりトリミングすることは徐々に出来るようになって行きたい。 毎度の事ですが、塗りの精度にバラつきがあるように思います。厚塗りであるだけにほんの些細な筆致の有無で良く見えたり悪く見えたりしますけれど、ある程度コントロールできるようになりたい。今回はやや筆致がザツ過ぎたように思います。 ■「血の森の清水」 二枚目はリメイク。 ■リメイク元(2016年作) 今年上旬ごろに描いたもののリメイクでした。描写としてそれなりに向上しているように思いますけれど、ぱっ

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  • 「暁の使徒」と「破魔の劔」 - イラスト・ノート

    ■「暁の使徒」 おはようございます。今日の一枚目は新作。人物部分は割かし丁寧に描き込めた気がしますが、背景が零点ですね。ブロック塀はフォトショのフィルタ機能で処理してしまえば良かったかもしれません。使えるものは使わないと…。 ■「破魔の劔」 二枚目はリメイク。これまでにも一度リメイクしたことのあるイラストです。 ■リメイク元(2015年作) ■リメイク1(2016年作) 今回は二枚のリメイク元両方を踏襲するような形でのリメイクになりました。構成的な部分は最高のものが出来たかなと思いますが、剣が背景に埋もれてしまいましたね。 今回はカメラワークに、以前夕橙様に教えて頂いた広角を用いてみました。が、もっと大げさにパースを付けても良かったかもしれません。 今回は立ち絵は無しです。 さて、どうも疲れ気味らしく、昨日は午後三時間程うつうつらしてしまいました。依頼の最後の挿絵に当たってのキャラデザイ

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  • 過去作と原点と残り四か月の指針 - イラスト・ノート

    こんばんは。今回は前回予告しましたように、過去作を何枚か上げながら自分の原点の振り返りなどしてみたいと思います。なるべくこちらに載せたことのない画像を選びますが、何分過去のものなので拙い点はご容赦を。尚、前半の文は長い上に取り留めもない身の上話なので読み飛ばし推奨です。 ■過去作1 これは2013年中頃のイラストです。大変粗が多いと思うのですが、これが自分のピクシブ初のタグ付を頂いた子になっております。ちなみに「好きな感じ」というふわっとしたタグを頂きました。(言い草。 思えばそのタグに影響されて、こう言った独創性の高い表現に流れて言った気が致します。 ■過去作2 これも2013年中頃のもの。自分のイラストの原点は先日も書いたように中学時代の友人にあるのですが、原野ともいうべきリスペクトした絵描き様はキム・ヒョンテ様という海外の絵描き様でした。 matome.naver.jp キャラ絵描

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  • 「獣狩る騎士」と「対闘」 - イラスト・ノート

    ■「獣狩る騎士」 こんばんは。今日の一枚目も新作。先日からベルセルクを読んでいる関係で、皮鎧と金属鎧の合わせ方を試してみたくなって描いたものです。毎度申しておりますが、仕上がりとしてはそれなりに安定するようになって来ましたね。正直この一か月くらいは自分でもバシバシ手ごたえを感じていたので、おそらく伸びているのでしょうけれど…ここで止まってしまわないためにも新しい目標が必用という気が致します。 ■「対闘」 二枚目はリメイク。 ■リメイク元(2016年作) 二、三か月前に描いたこれをリメイクしてみました。構造の分からなかった部分を大まかに直し、正確さと分かり易さを上げる事が目的のリメイクでした。 それなりに良くなった気はしますけれど、やはり自分で見るとこの二週間ほどどんどん仕上がりが粗くなって行っているように見える上、コントラストが低くなってしまったので見栄えとして弱いですね。色彩的な部分だけ

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  • 「閃天」と「死神少女」 - イラスト・ノート

    ■「閃天」 こんばんは。また数日休養を頂いておりました。今回の二枚も新作。一枚目はやはりなんとなくでコンセプトを練って描いたものです。バックアングルの練習でしたが、刀を握っている両手が見えづらく角度としてまずいものになってしまいました。もう少し正面に近いアングルで捉えれば良かったなと。あとは、やはり無難に成りすぎている点がなかなか厳しいですね。 ■「死神少女」 久しぶりに少女体型で描いてみた物。等身が不安定ですね。目つきの悪い感じ、いわゆる「ジト目」を目指してみたのですが、この目つきで可愛い感じにするのは相当難しそう。 ■キャラデザイン落書き「灯蝶」 前回の記事に、夕橙様より「技術を求めて描くのも絵が好きである事の一つだと思う」「何が好きで絵を描いているのかを考えるのが近道かもしれない」というコメントを頂きました。いつもありがとうございます。 原点とも言える部分を考える時期に差し掛かってき

    「閃天」と「死神少女」 - イラスト・ノート
  • 「古代樹の森」と「ヴァルキリー」 - イラスト・ノート

    ■「古代樹の森」 おはようございます。今日の一枚目も新作。モンスターを主題としたスケール感の大きい絵を描けないかと思って描いた一枚です。モンスターをどの程度画面に収めるか考えたのですが、頭部が入っていないとまず意味をなさないだろうことと巨大さを示唆するなら見切れていたほうが良いだろうとの判断でこんな感じに。その空いた空間に背景や妖精などの要素を組み合わせた結果になります。 やりたい事はある程度出来たと思うのですが、妖精の大きさが曖昧であり、樹まで巨木としたために、比較してモンスターがどの程度大きいのかが判然としなくなってしまったのが反省点。妖精では無く鎧などを来た戦士を小さく配置すれば、モンスターも樹ももっと巨大さを示唆できたかもしれません。 ■「ヴァルキリー」 身内には割かし好評だった一枚。これも新作です。恐らく赤と藍と黄の色合わせが上手く行った結果の評価だったのでしょうけれど、自分では

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  • 「人面鳥」と「巨人と巫女」 - イラスト・ノート

    ■「人面鳥」 こんにちは。また四日ほどお休みを頂いておりました。 今回の一枚目はリメイク。 ■リメイク元(2012年作) 今回のリメイクは正直ただ直してみただけのものになってしまい、全体的に意義が薄かったように思います。当時の技術的問題はともかく、リメイク元のほうが少女及び人面鳥のキャラが掴み易く、また加工に頼っているとは言えやはり当時のほうが情報量が大きいです。また、リメイク後のほうは画面下部が間延びしてしまいました。 描き易さを重視してアングルを多少変更したのですが、元のまま俯瞰気味の構図にしたほうが良かったように思います。 ■「巨人と巫女」 二枚目は新作。こちらもなんというかただ描いてみたに近い、挑んだ部分が少ないイラストです。アオリで巫女と巨人の大きさを対比させるような狙いがありましたが、毎度のようにアイレベルが曖昧になってしまったせいか効果が薄く見えます。青で全体を纏める狙いは良

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  • 「赤髪の戦士」と「異形狩人」 - イラスト・ノート

    ■「赤髪の戦士」 こんばんは。今回の一枚は新作です。構図とポージングだけ決めてなんとなくで描き始めた物ですが、右脛が短く見える所以外はそれなりに纏まっているのではないかなと思います。 ただ、何度も言って来たことですが、こういった良作が出来ると尚更自分の技術の低さを思い知らされますね。ライティングの問題なのか、デッサンの問題なのか、とにかくリアリティがまだまだ足りない。構図的にも目玉である剣が大きく画面からはみ出す状態になってしまい、そこは他の部分を隠さないための処置だったのですが、もう少し工夫出来たかなと思います。 ■「異形狩人」 二枚目も新作です。こちらもそれなりに上手く纏まってはおりますけれど、肝心の右腕の武器の構造が不明瞭ですね。ぶっちゃけ自分でもよく分からないで描いておりました。銃の資料を集めて描けばよかったです。ただ、人物の他の部分の造型は割と理想通りに決まりましたね。特に露出し

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  • 「緋刀」と「堕天使討伐任」 - イラスト・ノート

    ■「緋刀」 おはようございます。今回の一枚目も新作。がちゃがちゃとした鎧を描きたくて構想したものです。来もっとシルエット的に面白いものにしたかったのですが、体のラインをある程度残そうとした結果両立できない状態に。ただ、下部にモンスターを描き加えたことでシルエットとしては多少面白くなりましたし、絵としてそれなりにまとまったモノになったのではないかと思います。 反省点としては、右腿に落ちていた刀の陰を誤って消してしまった事と、画面下部が過密し過ぎて上部とのバランスが悪い所ですね。 ■「堕天使討伐任」 二枚目はリメイクです。 ■リメイク元(2016年作) ほんの一、二か月前に描いたこちらをリメイクしてみました。今回の狙いは、乏しかったキャラの動きを付け直す事にありましたが、その点は概ね成功したように思います。反省点は特に堕天使に粗が多々残ってしまい、雑に見える点ですね。あと、キャラの配置がやや

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  • デザインシリーズ過去作と九月の目標など - イラスト・ノート

    こんにちは。来なら昨日から休養日に入っている周期なのですが、昨日の記事でちらっと書いたように人様のイラストの向上に当てられてしまったせいか、なんとなく起きております。 自分も量だけは描いているので、描いている分だけの向上はある物と思ってはおりますが、当の意味での努力をしている方達、また才能を持ちそれを研磨し続けている方達にはどうしても及びませんね。悔しいです。 前回掲載したイラストに対し、夕橙様より「荒削りな過去作の中でもたまにはっとするほど魅力的なものがある。そういった当時の熱量にはどうしても敵わないかもしれない」といった評を頂き、なるほどなと感じました。かなり前に簡単にこちらでも書かせて頂いたのですが、絵描きにもいわゆる「旬」とか「最盛期」というものがあり、私の場合それは既に過ぎ去っているのかなと思う所。 度々書いて来ましたが、最近デザイン的にも新しいもの、気持ちの良いものが出辛く

    デザインシリーズ過去作と九月の目標など - イラスト・ノート
  • 「碧龍」と「機械腕」 - イラスト・ノート

    ■「碧龍」 こんにちは。今回の一枚目は新作です。自分のイラストの中では定番となってきたモンスター+少女、という構成。そろそろ違う味のものを描かなくてはいけないように思います。今の所建造物の描写を特に苦手としているので、今後そちらの絵を増やしていけるといいかなと。 このイラストに関しては、特に不可のない仕上がりになったように思います。龍と少女の陰の付き方が違うせいで距離感に誤差がありますが、その他は無難に纏まっているかなと。ただ、先程も申しましたように繰り返し描いてきた構図であるだけにもう面白味が無くなっていて、描いている側としても新鮮味を感じられないのが辛い所。 そろそろ新しい目標となる絵描き様を据える時期なのかもしれません。 ■「機械腕」 二枚目はリメイク。 ■リメイク元(2013年作) 今回はとりあえず描いてみたに近いイラストで、その分至らない箇所が多々出てきてしまいました。まず一番ま

    「碧龍」と「機械腕」 - イラスト・ノート
  • 「バベル」と「鉄火の堕天使」と久しぶりに短編 - イラスト・ノート

    ■「バベル」 こんばんは。今回の一枚もリメイクです。 ■リメイク元(2013年作) 今回のリメイクも、主にデッサンの修正と塗りの粗潰しが目的でした。例によって情報量は結果落ちたものの、今回の一枚に限って言えばその点はそれほどネックになっていないような気が致します。正方形のカンバスに適した形に構図を組み替えたことと、色彩的に強い色がポイントに入っているためにそれほど目のやり場に困らないのが要因でしょうか。 何より仕上がりが安定して来た事で絵の中にも遊びを入れる余裕が生まれてきたのが良かったなと。 ■鉄火の堕天使 二枚目もリメイクです。 ■リメイク元(2012年作) 今回はデザインから構図から色使いから、全てを大きくいじりました。元のデザインにも(画力はともかく)旨味はあったのですが、割と動かし辛かったのできっぱり変更してあります。結果として明瞭な画面になったため、シンプルな構成ながらも効果の

    「バベル」と「鉄火の堕天使」と久しぶりに短編 - イラスト・ノート