イラク・バグダッド(Baghdad)で、顔に水をかけて暑さをしのぐ警察官(2011年8月1日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【8月2日 AFP】断食月「ラマダン(Ramadan)」を迎えるイラクは1日、バグダッド(Baghdad)や南部地域で気温が50度に達したため、公共部門が休みになった。 議会関係者によると、バグダッドとイラク中部ディヤラ(Diyala)州、南部の全ての州で、暑さを理由に公共部門の職員に休日が宣言された。イラクでこのような対応がとられたのは初めて。イラク気象庁長官によると、2日から3日にかけて気温はさらに上がり、今週後半に一段落する見込み。 酷暑はラマダンの始まりと重なった。ラマダンの期間中、イスラム教徒は夜明けから日没までの間、飲食を控えなければならない。今年のラマダンは、イスラム教スンニ派(Sunni)では今月1日に、シーア派(Shiite)は